二柱篇訳注

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1
飲食物を盛る容器。


2

酒や水を入れる大がめ。


3

口が小さく腹の大きく膨れたかめ。


4
兆亀
焼いた亀の甲に現れる割れ目の形から占うこと。


5
数蓍
めどぎ(占いの道具でおもに蓍萩の茎を用いる)で占うこと。


6
破瓦
瓦を打ち割って割れた破片の数で占うこと。


7
文石
打ち割った石の表面の模様で占うこと。


8

鳥類の雌。


9

鳥類の雄。


10

ほ乳類の雌。


11

ほ乳類の雄。


12

現れること。形作ること。または、物のかたち。身体。


13

本来は、きれいについて白くした米のことで、そこから、汚れや 混じりけを取り去って残ったエッセンスのことを指すようになった。中国医学では、精神作用を説明するのに用いられる語の一つ であり、生命を発現させているもののことを指す。《黄帝内経霊枢・本神篇》に、「精が傷つくと、骨が弱々しくなって萎える」 といった記述がある。五行では水に属する。腎は精を蔵し、精は志を宿すとされる。


14

整えること。処理すること。理解すること。


15

もともとは、雷神・天神の意を表したが、転じて、一般的な神、 ひいて人間わざを超えた働きの意を表すようになった。 《黄帝内経霊枢・本神篇》では、二つの精が結合したものとされ、「神 が傷つくと、恐怖を自制できなくなる」といった記述がある。五行では火に属し、五臓の心に蔵される。


16

魂は、人間の精神を主宰する陽の生気で、人が死ぬと天に昇るも のと考えられていた。
 《黄帝内経霊枢・本神篇》によれば、神に従って往来するものを魂と言う。「魂が傷つくと、身の程がわからなくなって聡明さ がなくなり、聡明さがなくなると言行が異常になる」といった記述がある。 五行では木に属し、五臓の肝に蔵される。


17

魄は、肉体を主宰する陰気で、人が死ぬと地上にとどまるものと 考えられていた。
 《黄帝内経霊枢・本神篇》によれば、精と並んで出入りするものを魄と言う。「魄が傷つくと、気が狂い、狂うと傍若無人にふ るまうようになる」といった記述がある。五行では金に属し、五臓の肺に蔵される。 


18

道教で一世代を一塵という。


19

なつめ。五行の火に属すると考えられている。


20

にれ。五行の木に属すると考えられている。


21

特色によってそれと見分けるたり、他と区別して物や人の名称を しること。あるいは、物事の是非・善悪の判別を司る心の能力。


22

稲光のこと。