KCAI_UsGaku3 Ver.3.0 使用法
2022.12.23(C)y-kusano 作成者:草野 泰秀
目次
1. ソフトの概要
2. 作者への連絡先
3. 取り扱い種別
4. 動作環境
5. インストール・アンインストール方法
6. 金額等
7. 機能および特徴
7.1 KCAI_UsGaku3について
8. 使用方法
9. KCAI_UsGaku3で「順次出題学習実行」する手順
(1) 図解説表示機能
10.KCAI_UGakuで「ランダム出題学習実行」する手順
「KCAI_UsGaku」ソフトウェアは次のダウンロードをクリックすればVectorより無料で入手できます。
Vector登録名称【KCAI2sGaku】ダウンロード
Ver3.0はメニュー画面から成績記録が閲覧できるようにした。また,解凍したフォルダKCAI_2gをcドライブにコピーして,そのフォルダの中の
setup.exeをクリックすれだけで即使用できるようにした。
このソフトは,KCAI_UGakuソフトの1920×1080ピクセルのフォーム画面を1336×768ピクセル対応にし,出題,解説のフォントサイズ変更,
および画像もフォームの大きさに応じるようにした。このソフトはKCAI_USysにより作成された教材を学習するクライアント用eラーニングソフ
トウェアです。KCAIとはKusano’s Computer Assisted Instructionの略です。 選択式,文字入力のどちらでも対応でき,さらに画像がある場合,
別解がある場合,すべての教科科目に対応できます。したがって,各種資格試験用の合格や,学校における中間考査,期末考査の得点アップ,
授業後の到達度,理解度のアップに役立ちます。特に個人で学習する場合に,成績が番号,氏名,得点,正解数,問題数,経過時間の項目で
EXCELファイルに記録できます。したがって,学習する回数ごとの成績のアップ度が分かります。
また,難問の場合,「図形解説表示」機能によって,問題解決方法の手助けができます。
このソフトは学習専用でフリーウエア(無料)です。
URL http://www2s.biglobe.ne.jp/~y-kusano/のKusano’s Pageの「問合せフォーム」に,氏名,メールアドレス,質問内容等を入力して送信すれば,
メールで返信します。
フリーウェア
Windows11,Windows10,Windows8.1,Windows7
(1)インストール方法
最初にダウンロードしたファイルKCAI_2gを解凍します。解凍後のファイルをcドライブにコピーしてのsetup.exeをクリックすれば,ディスクトップに
アイコンがでて,自動的にインストールできます。
(2)アンインストール方法
「システム」→「アプリ」→「アプリと機能」をクリック
コントロールパネルの「プログラム アンインストール」リストの中の「KCAI_UsGaku」をクリックします。
本体実行ファイル,Setup.msi,setup.exeが削除されます。KCAI_SDATAフォルダの中の画像ファイル等の残りは手動で削除してください。
金額は無料です。
このソフトは学習専用ソフトです。
「KCAI_UsGaku」のアイコンをクリックすれば,出題をランダムにするか,順番にするかのメニュー画面が出ます。
「c:\KCAI_2g\KCAI_SDATA」フォルダの中の教材フォルダをクリックし,その中の拡張子「.kcai」の問題ファイルをクリックすれば出題画面が表示されます。
終わるときは必ず終了ボタンクリックで終了してください。
@簡単な操作なので,文字入力ができたら,だれでも学習ができます。
A選択式の問題,および,文字入力式の問題どちらあります。
B教科目は各種資格試験,各学校で教育されているすべての科目等にも利用できます。
C学習後は教材名,番号,氏名,得点,正解数,問題数,開始時間,終了時間,経過時間(単位:分)の評価表示ができます。また,これらの成績一覧表は
EXCELで表示できるCSV形式(EXCEL)ファイルです。
これらの成績は学習実行するごとに記録されるので,到達度(達成度)が分かり,勉強する励みになります。
D学習する場合,出題をランダムにするか,順番にするかメニューから選択できます。
E学習時,正解,誤り等は文字と音声による応答メッセージがあります。
F最終問題を超えた場合,「最大レコードです。これ以上ありません。」というメッセージが出ます。「OK」をクリックして「終了」,または,「メニュー画面に
戻る」をクリックすれば成績表が自動記録されています。
G図形や写真について,「画像拡大」ボタンのクリックにより画像の拡大表示ができます。
H図形解説がある場合,「図形解説表示」ボタンをクリックすることにより,分からない問題のヒントになります。
IG,Hの「画像拡大」「図形解説表示」のフォームを拡大縮小すれば,その中の画像もフォームの大きさに応じて拡大縮小する。
Jパソコン画面が1336×768ピクセルに対応するフォームの大きさにした。
K出題,解説のフォントの変更ができるようにした。
Lメニュー画面から成績記録表が見られるようにした
Mインストール後,即使用できるようにした。
解凍したフォルダKCAI_2gをcドライブにコピーし,その中のsetup.exeをクリックするだけでソフトが使用できる。フォルダKCAI_2gに教材フォルダ
KCAI_SDATA入れているのでコピー等の操作は不要である。
@最初にダウンロードしたKCAI_UsGaku.zipをWindowsの「すべて展開」をクリックして解凍(Lhaca等のソフトを利用して解凍等)してください。
次のファイルが出てきます。
KCAI_SDATAフォルダ・・・教材データ,システムに関係したファイル
実行する場合,最初にKCAI_UsGakuフォルダの中のKCAI_SDATAフォルダをcドライブのルートディレクトリにコピーしてください。
Aその一覧の中でSETUP.EXEを選んでクリックする。
Bコンピュータ変更許可画面で「許可する」の「はい」ボタンクリックすれば,
次の画面が出るので,「OK」ボタンをクリックする。
C「OK」ボタンをクリックする。
Dインストールが完了し,ディスクトップ上に次のアイコンが表示される。。
@最初にKCAI_UsGakuフォルダの中のKCAI_SDATAフォルダをcドライブまたはdドライブのルートディレクトリにコピーしてください。
KCAI_UsGakuで実行するには,ディスクトップ上のKCAI_UsGakuのショートカットアイコンをクリックする。
A次のタイトルロゴが表示される。
B次のメニュー画面がでるので,「順次出題学習実行」または「ランダム出題学習実行」をクリックする。ここでは「順次出題学習実行」をクリックする。
Ccドライブに保存してあるc:\KCAI_2\KCAI_SDATAフォルダをクリックする。例としてあらかじめ登録してある教材「二次関数とグラフ」フォルダを選択してクリックする。
E「拡張子.kcai」ファイルの「二次関数とグラフ.kcai」ファイルをクリックする。
F次の問題出題画面が出るので,出席番号(任意)氏名を入力して,最初のみカーソルを解答欄に移動して解答を入力して,「Enter」キーまたは採点ボタンをクリックする。
G正解していれば,「正解です。」が文字と音声の両方が出力される。
H次へのボタンクリックで,次の問題が出題される。間違っている場合は「間違いです。」が文字と音声の両方が出力される。
I途中で終わる場合も必ず「終了」ボタンをクリックして終わってください。もしも,右上の×ボタンで終わった場合は,各種ファイル
が閉じられていないため,コンピュータを再起動しなければ,同じ教材ファイルは開くことがでない。他の教材ファイルは,自由に開く
ことはできる。
@命題問題の例
別の例題教材「不等式拡張」の中の命題問題で「必要条件」,「十分条件」,「必要十分条件」についての解説を集合の包含関係を図表示する
ことによって理解ができる例を示します。
「図解説表示」ボタンをクリックする。(問題作成時に図解説有無を問題文に注※等で表示しておく)
最初のクリックで何もない表示画面を設定する。次にその表示画面の「図解説表示」ボタンをクリックすることにより解説画面が表示される。
右上の×をクリックして図解説表示画面を閉じてください。
A体積問題の例
A「図解説」ボタンのクリックにより,解の求め方が2つの直方体に分けることにより理解できます。
次の問題のように少し複雑になった場合は図解説表示により分かりやすくなります。
次に図解説表示画面を示します。
出題の右側の画像の中の文字や図を大きくして,明確にしたい場合は「画像拡大」ボタンをクリックすることにより拡大画面が表示されます。
体積問題の問題8の例
基本情報技術者試験の問題14の例
次図は「画像拡大」ボタンをクリックして画像が拡大された例です。
@KCAIで実行するには,ディスクトップ上のKCAI_Gakuのショートカットアイコンをクリックする。
A次のタイトルロゴが表示される。
B「ランダム出題学習実行」ボタンをクリックし,cドライブに保存してあるKCAI_SDATAフォルダをクリックする。例としてあらかじめ
登録してある教材「基本情報拡張」フォルダを選択して「開く」をクリックする。
C入力した問題をシャッフルしてランダムに出題される。
D一度出た同じ問題は出ない。すべての問題が出題されると「最大レコードです。これ以上ありません。」というメッセージが出る。
E「OK」をクリックし,「終了」ボタンクリックで終わる。
@メニュー画面の「成績表示」ボタンをクリックする。
A二次関数とグラフの成績を見たい場合は,「二次関数とグラフ.kcai」をクリックする。
B次の成績記録画面が表示される。
「順次出題学習実行」または「ランダム出題学習」実行後は教材フォルダの中の「教材名seisekif.csv」に教材・問題分野,番号,氏名,
学習実行回数,問題数,正解数,点数,開始時間,終了時間,経過時間(分)を自動記録している。
体積問題の場合は,体積フォルダの中の「体積拡張seisekif.csv」ファイルをクリックすれば
EXCELが起動してEXCELの成績表が表示される。
体積拡張の成績の例
体積拡張フォルダの中の「体積拡張seisekif.csv」をクリックする。
この成績ファイルはバグを修正するためにいろいろとテスト実行した結果であるが,自分だけの成績を記録したい場合は,成績ファイル
を削除すればよい。そうすれば,新しい自分だけの成績が記録される。
・成績ファイルを消去して学習を実行した場合
「終了」ボタンをクリックしたとき「成績ファイルが存在しません。新規作成します。」
という「メッセージボックス」がでる。「OK」のクリックで終了するとともに新しい成績が記録される。
「体積拡張seiseki.csv」ファイルをクリックして開くと,氏名も倉敷太郎と変わって,回数1回目で成績記録が新しくなっている。
・ このソフトの使用での損害には責任を負いません。