KCAI_Y Ver.3.0 使用法
2023.4-15(C)y-kusano 作成者:草野 泰秀
このソフトは,中学生用の四則計算の学習支援ソフトウェアです。このソフトはユーザが問題作成をしなくてもコンピュータが乱数を発生して問題作成
を自動でします。KCAIとはKusano’s Computer Assist Instructionの略です。
このソフトウェアは次の項目内容が学習できます。
その項目内容は,メニュー画面に表示している「加算学習レベル1実行」,「減算学習レベル2実行」「乗算学習レベル3実行」「除算学習レベル4実行」
です。これらのすべての項目は負の数を含む中学生用でです。レベル1は被加数と加数を-30以上30以下の乱数発生に設定し,レベル2は被減数と減数
を-50以上50以下の乱数発生に設定しています。
上記の問題はすべて乱数で出題され,ユーザの回答に対して正答であれば「◎」を表示して「正解です」,誤答であれば「×」を表示して「間違いです」
を音声出力されます。また,正解数,問題数,点数も表示されます。出題数は無制限です。
問題フォームの「終了」ボタンクリックにより,正解数,問題数,点数,実行した経過時間等が個人番号成績ファイルに記録される。メニュー画面の
「成績記録表示」ボタンクリック後,番号入力により各個人の学習の成果等が即わかります。
Ver.2.0は,解答を入力後,正解を表示する。また,出題の乱数発生の数値を大きくしました。
Ver.3.0は,「乗算学習レベル3実行」「除算学習レベル4実行」を追加している。
このソフトはフリーウエア(無料)です。
「KCAI_Y」ソフトウェアは次のダウンロードをクリックすればVectorより入手できます。
「KCAI_Y」ダウンロード
URL http://www2s.biglobe.ne.jp/~y-kusano/のKusano’s Pageの「問合せフォーム」に,氏名,メールアドレス,質問内容等を入力して送信すれば,
メールで返信します。
フリーウェア
Windows11,Windows10,Windows8.1,Windows7
(1)インストール方法
最初にダウンロードしたファイルを解凍します。解凍後はKCAI_6v3フォルダをKCAI_6にフォルダ名を変更してをcドライブにコピーする。解凍後のファイル
のsetup.exeをクリックすれば,ディスクトップにアイコンがでて,自動的にインストールできます。
(2)アンインストール方法
「システム」→「アプリ」→「アプリと機能」をクリック
コントロールパネルの「プログラム アンインストール」リストの中の「KCAI_6」をクリックします。
本体実行ファイル,SETUP.INF,SETUP.EXEが削除されます。KCAI_6フォルダの中の音声ファイル等の残りは手動で削除してください。
金額は無料です。
7.1「KCAI_Y」について
このソフトは学習専用ソフトです。
「KCAI_Y」のアイコンをクリックすれば,
タイトル画面が出てから
次の項目メニュー画面が出ます。
メニュー画面の問題項目ボタンをクリックすれば出題画面が表示されます。終わるときは必ず終了ボタンクリックで終了してください。「終了」ボタンクリックにより,
成績記録ファイルが作成されます。
@簡単な操作なので,文字入力ができたら,だれでも学習ができます。
Aコンピュータが乱数を発生して問題作成を自動でします。
Bレベル1は被加数を30未満,加数を-9以上20以下の乱数発生を設定している。
C問題に最初に答える場合は,番号と氏名を入力する。その番号,氏名が成績記録ファイルに登録される。
D番号を変えると,別の成績ファイルができるようにした。
E解答欄の数値はすべて半角数値で答える。
F解答の入力後は,「ENTER」キーまたは「さいてん」ボタンを押す。
Gユーザの回答に対して正答であれば「◎」を表示して「正解です」,誤答であれば「×」を表示して「間違いです」を音声出力される。
H正解数,問題数,点数が表示される。
I出題数は無制限で,いくらでも実行でき,いつでも終了したいときに「終了」ボタンのクリックで終了できる。
J「終了」ボタンクリックにより,成績記録ファイルが作成される。成績記録ファイルの内容は,科目,分野,番号,氏名欄の次欄に実行回数,実行した問題数,正解数,
100点満点に換算した点数,問題開始時刻,問題終了時刻,経過時間を分単位で記録する。
K成績記録ファイルは,メニュー画面の「成績記録表示」ボタンのクリックで見ることができる。
Lレベル1は被加数と加数を-30以上30以下の乱数発生に設定し,レベル2は被減数と減数を-50以上50以下の乱数発生に設定している。
M「加算学習レベル1実行」,「減算学習レベル2実行」「乗算学習レベル3実行」「除算学習レベル4実行」の4項目の学習ができる。
次図は「加算学習レベル1」実行の例です。
次図は,「間違いです」の例です。
次図は,成績記録表の出力例です。
(1)インストールの詳細
@最初にダウンロードしたKCAI_6v3.zipをWindowsの「すべて展開」をクリックして解凍(Lhaca等のソフトを利用して解凍等)してください。解凍後のKCAI_6v3
フォルダをKCAI_6に変更してcドライブにコピーしてください。CドライブのKCAI_6フォルダ内の音声ファイルを読みだすシステムにしています。
次のファイルが出てきます。
Aその一覧の中でSETUP.EXEを選んでクリックする。
「コンピュータの変更を許可する」について「はい」をクリックする。
B次の画面が出るので,「OK」ボタンをクリックする。
C次の画面が出るので「OK」ボタンをクリックする。
Fディスクトップ上に次のアイコンが表示される。
(2)アンインストール
@スタートアイコンを右クリックする。
A「システム」をクリックする
B「アプリ」をクリックする。
C「アプリと機能」をクリックする。
Dアプリの一覧表の中に「KCAI_Y」の右側の3つの縦点をクリックすれば「アンインストール」が表示されるのでそれを選択すれば,プログラムがアンインストール
される。
この場合,ディスクトップ上の「KCAI_Y」のアイコンとcドライブのKCAI_6フォルダ内のSETUP.EXE,SETUP.INFファイルが消去される。
すべて削除する場合はcドライブの「KCAI_6」フォルダを削除してください。
@KCAI_Yで実行するには,ディスクトップ上のKCAI_Yのショートカットアイコンをクリックする。
A次のタイトルロゴが表示される。
B次のメニュー画面がでるので,学習したい項目ボタンをクリックする。ここでは「乗算学習レベル3実行」をクリックする。
C次の画面に番号,氏名を入力し,答えを半角数値で入力して「ENTER」または「さいてん」ボタンを押す。
D正解していれば「◎」が表示され「正解です」の音声が出力される。問題数に1,正解数に1点数に100が表示される。また,正解していても,間違っていても正解が
表示される。
F「次へ」ボタンをクリックすれば,新しい別の数値の問題が表示される。
Gこの問題を終わる場合は「終了」ボタンをクリックする。「終了」ボタンをクリックしたときのみ成績記録ファイルに成績が保存される。「メニューへ戻る」ボタンをクリック
してメニューに戻った場合でも,成績記録は保存される。
他の問題「除算学習レベル4実行」も同様にしてできる。
@次のメニュー画面の「成績記録表示」ボタンをクリックする。
A次の画面が出るので見たい記録ボタンここでは「加減算学習レベル2の成績記録」ボタンをクリックする。
A加減算学習をするとき,最初に入力した番号,氏名の番号を入力する。
B次のような番号,氏名,実行した回数,問題数,正解数,点数,開始時間,終了時間,経過時間(分)が一覧表になって表示される。このデータは,テストデータであるが,ダウン
ロード後は,プログラムの実行によって,新しく自分の成績ファイルが作成される。この成績ファイルはc:\KCAI_6\L3\1seisekif2.csvに保存されている。保存データが多くなりす
ぎた場合は,1seisekif2.csvファイルを削除してください。削除後にプログラムを実行すれば,自動的に1seisekif2.csvファイルが作成される。番号を7を入力すれば,7seisekif2.csv
ファイルができる。
このKCAI_Yは番号ごとの個人成績ファイルを作成するので,学校や塾での活用で先生が各個人ごとの学習到達度をみて,指導に役立てるのではと思います。
・ このソフトの使用での損害には責任を負いません。