2001年7月1日の仮上り線切り替えを前にした2001年6月下旬のようす。
(撮影 : 2001/6/23)
工事起終点
工事区間の起点と終点を、上り電車から眺める。特に終点の稲城長沼駅付近では、分岐器も含めた線路の移設となることが、今回の切り替えで時間をとっている要因と見られる。
仮上り線
すっかり完成した仮線。工事中設置されていた仮囲いが、来週の切り替えを前に外され、こんどは仮下り線敷設のための仮囲いに作り替えられている。
写真は稲城大橋と交差する桶屋踏切付近。作業員は電車が通過する際には挙手して安全を確認する。
仮上り線への饋電には、JR東日本でおなじみとなった「インテグレート架線」方式を採用しているようだ。よく見ないとわからないが、饋電吊架線が2本束ねられている。上写真をあわせてみるとわかるが、架線が非常にシンプルだ。架線のバランサも新タイプを採用している。
なおインテグレート架線については、鉄道ジャーナル2001年7月号(p.62-69)に詳しく解説されているので、興味のある方は参照されたい。