南武線矢野口付近工事レポート - 2004年5月

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矢野口を通過する「四季彩」〔川崎-奥多摩ハイキング〕 次節はいよいよ高架走行か?
[Nikon D100, AF-S VR-Nikkor ED 24-120mm F3.5-5.6G, ISO 400]

前回の更新からずいぶん間が空いてしまったが、その間に工事は(当然ながら)進捗していて、下り線の高架はすっかり完成した。


新線区間

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上り電車から本設下り線を眺める 矢野口駅脇には巨大なアーチ橋

本設下り線は路盤が完成した模様、架線柱も立ちはじめた。

矢野口駅の横には鶴川街道をまたぐコンクリートアーチ橋。

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工事起点 桶屋踏切 「平成17年夏完成」とある

工事起点から新線を望む。ゆるやかな勾配は、やはり残存する貨物列車「米タン」への対応か。

稲城大橋はすでに地下を通っている矢野口-稲城長沼間の桶屋踏切で、「工事完成 平成17年 夏」と掲げられていた。


鶴川街道

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駅近くの歩道橋から 下が鶴川街道 反対側はすぐに川

この区間の連続立体交差事業の目的の一つが、矢野口付近で交差する鶴川街道の渋滞緩和である。その鶴川街道、バイパス建設を含む拡幅を行う。今回はその様子もあわせて見てみよう。

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川崎街道の南側で ここが新・鶴川街道となる 多摩川原橋は下流側に2車線を増設

鶴川街道は矢野口駅から稲城市役所にかけてバイパスが建設される。用地買収、建物の撤去が進み、道の姿が少しずつあらわれてきた。

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区画整理が始まっている 「ショッピングセンター」跡

この計画にあわせて、矢野口駅周辺では区画整理も実施。駅脇にあった「矢野口駅前ショッピングセンター」 (実態にはもはやふさわしくないが、そういう名前だ) は道路にもかかるため取り壊しとなり、手始めにアーケードが撤去された。

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これだけ見ると郊外ニュータウンのようだ 近代的な駅舎が出現

一方駅本屋はすこし立川よりに移動し、駅前広場も整備される計画だ。


私事になるが、この拡幅計画にこれまでの住まいが引っかかっていて、実は私も先日移転したばかりなのだ。というわけで、矢野口を起点にしたレポートはここで終わり。もっとも移転先は隣の駅なので、もうしばらく続けられそうではある。