伊予国宇摩郡上野村
   −−− 本氏馬場真鍋家資料(真鍋敏昭)より −−−

伊予国宇摩郡上野村近井郷総鎮守千足大明神神官真鍋家系図
  「真鍋氏シリーズ」(真鍋藤治)

藤原鎌足−−−−−藤原姓十六代家政(始祖)−−−十四代藤原朝臣真鍋権大夫(真鍋始祖)−道家−道久−家国−兵部大夫−正隆−家信−家次−家治−家信−家政−藤三郎−新助−+

+−亀雄−正隆
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 −藤治−藤正



千足(ちたる)神社は、聖武天皇の御宇に宇摩郡新居郡の境、近井の郷の首府に鎮座し、両郡の鎮守神として信仰される、とある。(「土居町誌」)

千足神社は、「五社の宮」といわれていた土佐(高知県)の国の五つのお社の一つが、神様によって、名(みょう)の舟入屋敷(元宮)に移されたのが、その起こりだと言われている。(「関川小校区ふるさとの偉人絵物語」土居町立関川小学校制作より)

また、真鍋島岩坪16神の1つ、千足(ちたり)神社を16世紀末に伊予土居へ遷宮した、とする説もある。(「いろは字考証」真鍋頼行著)

千足神社の神官真鍋家教の長男として文化6年(1809)に生まれた真鍋豊平は、一弦琴を復興したとして著名。明治32年没、墓は天王寺区下寺町の遊行寺にある。(「土居町誌」など)
一方、分骨をし、土居町上野の真鍋家先祖代々の墓にも納められている。(「関川ふるさとのお話し集」関川公民館編集、など)