愛媛県の家系

川之江市金生町切山

愛媛県川之江市金生町切山の真鍋氏家系図
　　「切山平家遺跡保存会資料(第一号)」（S53.6, 真鍋潤編集, 平家遺跡保存会発行）より

真鍋次郎平清房－－－－－袖野作右衛門－－－－－安兵衛－作助－市左衛門－保右衛門－重松－大吉－半次－伊勢太郎－広一－潤－知

切山の平家落人伝説では、元暦元年６月、阿波国の守護代田内左ヱ門尉重近が、源氏に味方するとの情報を得た田辺太郎清国・真鍋次郎清房・参鍋三郎清行・間辺藤九郎清重・伊藤清左ヱ門国久等がこれを討つため出陣したが、真鍋次郎は討ち死にし、残りは、山田井の切山や、嶺南地方へ逃れ住んだという(「伊予三島市史」など)。　切山の資料によると、伊藤氏は紀州熊野神社の修験者であった。

現在も金生町山田井には、真鍋・参鍋(さんなべ)・間部(まべ)などの姓が見られるが、真鍋が非常に多い。

また、宇摩郡新宮村の姓とも共通点があるのはなぜだろうか。