「平清房」

★「系図纂要」岩澤愿彦監修(名著出版)によると、平清房は清盛の猶子である。
誰の実子であったのかは、記載されていないが、「もともと真鍋氏であったものが、清盛の養子になった、」という仮説はどうだろうか。

広辞苑によると、猶子とは、
1.兄弟の子(甥、姪)
2.兄弟・親戚、または他人の子を養って自分の子としたもの
とあり、戦略的意図から清盛が有力な(例えば水軍の)豪族から養子を迎えたことは想像に難くない。

<注>下の系図は、「系図纂要」の中の必要個所だけを切貼りして合成したものである。


この記述内容によると、清房は清貞とともに一ノ谷で戦死している。


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