荼毘に付すべく上皇の棺を運んでいる途中で、六角の石の上に棺を乗せて休んでいると、棺から石の上へ血が流れた。
高家神社
本殿右上に血がたれたという石がある。
本殿の屋根瓦にも16弁の菊の御紋
血が垂れた石
神社の説明板
天道根命
崇徳天皇
待賢門院
(前略)
加之 長寛二年崇徳天皇崩御アラセラレ 御棺ヲ白峯に納メ奉ラントテ山路ニカカル折り 天候險悪 社前ノ石上ニ安置シ奉リシニ其ノ跡ニ御
血聊カ鈍染アリ 依テ郷人恐ミ天皇ト御母后トノ二靈ヲ相殿ニ齋奉レリ 是血ノ宮トモ申シ奉ル所以ナリ 後世ニ至リ應仁年間當領主細川勝元
毎ニ祈願靈験少カラス 依リテ奉幣アリ
(以下略)