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高齢化社会の在宅医療について

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 わが国は諸外国に例を見ない早さで人口の高齢化が進んでおり、21世紀のなかばには国民の3人に1人が65歳以上という超高齢社会の到来が予測されています。一方で、結婚や出産年齢が年々高まり、生まれてくる子どもの数も滅少しています。
 高齢になるほど、病気の罹患率はアップし、病気になるリスクは年齢とともに高まるといえます。その一方で、平均入院日数も、年代が上がるほど長期化する傾向が見られます。

主な病気の入院日数

病 名 総数 15〜34歳 35〜64歳 65歳以上
全ての病気・ケガ 37.9 日 14.2 日 37.1 日 53.0 日
ガン 胃ガン 39.3 日 27.6 日 36.0 日 40.9 日
大腸ガン 34.1 日 28.8 日 28.5 日 37.2 日
肝臓ガン 30.4 日 29.5 日 31.6 日 30.0 日
肺ガンなど 39.7 日 29.4 日 37.6 日 40.6 日
糖尿病 42.3 日 19.2 日 31.6 日 53.4 日
循環器系の疾患 高血圧性疾患 45.7 日 14.8 日 27.3 日 51.9 日
心疾患 29.3 日 13.3 日 15.4 日 35.3 日
脳血管疾患 102.1 日 25.1 日 59.1 日 115.8 日
喘 息 13.3 日 7.0 日 17.5 日 37.8 日
ケガ、中毒など 34.9 日 17.7 日 29.7 日 51.1 日

※ 厚生労働省「平成14年患者調査」より一部抜粋して作成

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薬剤師の在宅医療への参加

 「在宅医療」は、欧米先進諸国では第三の医療といわれ、近年の高度高齢化社会にとっては、最も重要な位置を占める医療形態であると指摘されています。日本は急速に高齢化を迎え、欧米各国が時間をかけて築いてきた、在宅医療や介護保険等について、時間をかけて検討する間もなくその導入と実施を迫られいます。しかしながら、現在、地域医療を支えている医療スタッフの年代は、患者さんと同じく高齢化し、実質的なチーム医療としての在宅医療を展開していく、活力と成りえなくなっているのが実情であります。
 平成4年に訪問看護事業が行政主導で始まり、続いて平成6年には在宅総合診療が開始されましたが、経験不足のため積極的に取り組んでいないのが現状です。しかしながら、在宅医療は高度高齢化社会が選択すべき、医療行政上の大きな流れであり、できる限り前向きに対処して行かなければなりません。

 今後の薬剤師の展望としては、病院勤務薬剤師の業務は入院患者に重点を移し、外来患者の薬は院外処方せんの発行に切り替えられる傾向が今後も続くと見込まれることや、本格的な高齢社会の到来を迎えて、地域社会の中での薬局薬剤師の業務として、処方せん調剤を通じた医療の分野だけではなく、保健、福祉、介護の分野までを担当することが期待されていることから、薬局に従事する薬剤師の需要は更に増大していくと思われます。

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日本の人口推移

※ 人口ピラミッドは、クリックにて拡大表示されます。

2010年(平成22年)

2010年の人口ピラミッド2010年の人口ピラミッド

2020年(平成32年)

2020年の人口ピラミッド2020年の人口ピラミッド

2030年(平成42年)

2030年の人口ピラミッド2030年の人口ピラミッド

2040年(平成52年)

2040年の人口ピラミッド2040年の人口ピラミッド

2050年(平成62年)

2050年の人口ピラミッド2050年の人口ピラミッド