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車速連動オートドアロックシステム   (2014.2.21)

以前乗っていた車は、走り出して一定のスピードになると全部の扉が自動的にロックしたのですが、プリウスにはこの車速連動オートドアロックが付いていません。 もしもの時に、ロックした状態でドアが開かなくて逃げられないことがないよう、最近の車は標準では付けていないものが多いようなのです。
最近、幼い孫を乗せることが多くなり、ロックを忘れると危険なので、車速連動オートドアロックを取り付けたいと思っていました。
たまたま、ディーラーに行ったとき、KIRAMEKのSCIBORG Safty Speed Lock(TSL20plus)という製品を 見つけたので、取り付けることにしました。 ネットでは数千円のものも見かけるので、取付費込み約2万円は他の製品の数倍ですが、ディーラーお勧めの安心料と思って良しとしました。
車内のOBD2カプラーの近くにコントローラーを固定し、配線はカプラーへのポン付けだけなので、自分でも取付けられそうですが、 安全性に関わる部品ですし今後のメンテナンスも考えて、取付はディーラーに依頼しました。
ギアをD(ドライブ)ポジションに入れて発進すると、ドアは約20km/hで自動的にロックします。アンロックは、ドアのロック解除ボタンで出来ますが、 停止してP(パーク)ボタンを押してもロック解除になります。止まって車から降り時は必ずPボタンを押すので、便利な機能ですが、 これには、私は、最初、チョット戸惑いました。私は、交差点等で一時停止する時もPボタンを押す癖がついていたからです。
プリウスより前に使っていたオートマチック・トランスミッションの車は、シフトレバーの操作でしかPポジションへは入らなかったので、 私は、赤信号で停止した時は、フットブレーキを踏んで、かつシフトレバーをDポジションからN(ニュートラル)ポジションに変えて待っていました。 Nポジションにしておけば、万一フットブレーキを離しても、クリープ現象で車が前に出ることを防げるからです。
プリウスは、Pボタンを押すだけでパークポジションに入るため、私は、信号待ちで停止した時は、シフトレバーのDからNへの切替えの代わりにPボタンを押していました。 この結果、この車速連動オートドアロックシステムによって、信号待ちの度にドアのロックが解除されてしまうことになったのです。 ロックが解除されても、走り出して20km/hを超えれば、またロックするので、あまり支障はないのですが、 万一止まっている間に子供がレバーを引いてドアが開けてしまうことも無きにしも非ずということで、 現在は、プリウスの前の車の時のように、赤信号ではフットブレーキを踏んでシフトレバーをDからNに入れ替えて待つようにし、 降りるときだけPボタンを押すように変えました。

また急減速を検知した場合、バザードが自動点滅しロック解除になる機能が付いているのですが、まだこれは体験していません。


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