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安価なPentium4用マザーボード (2008.1.2)
2004年に買ったデスクトップPCが壊れました。OSはおろかBiosの画面も上がりません。
でもCPUクーラーのファンは回っていますから、CPUは生きていそうです。チップセットか何か、マザーボードの一部が壊れたのでしょう。
そこでマザーボードを交換しようと思いネットを探しましたが、今やLGA775の時代、Pentium4用のSocket478の付いたマザーボードは新品はおろか中古品も売っていません。
唯一、
BIOSTAR P4M9000-M4というボードを見つけました。
DDR253/667メモリースロット、グラフィック用PCI Express16スロットがつき、HDDはATA133/SASの両方が使えます。
これで6,900円は安い。このボード、一昔前のSocket478仕様なのに、2007年7月発売とまだ出て間がないのに驚き。
私のようにPentium4を捨てるにしのびないという根強いマニアの為に販売してくれているのでしょうか。横浜のPCショップで購入し、早速取り付けました。
最初、既存のFDDケーブルが短くて、FDDが使えませんでしたが、長いケーブルを購入して解決、その後問題なく動いています。
CPUはPentium4 3.0Ghz Prescottですが、このCPUは発熱量がきわめて多くいため、このCPUには、ファンの音がかなり大きいintel純正クーラーが付属しています。
今回、このintel純正のCPUクーラーを外し、静かでよく冷えると評判のCyprum KI4-7H52A-OLに変えました。
この結果CPUの温度は、40度位になりました。純正クーラーの時は約50度でしたから、冷却能力はかなり大きいようです。
ただファンはかなり高速で回転していて、純正ファンよりは小さいものの、結構、大きな音が出ています。
尤も、Cyprumは、正式には高温のPrescottには対応しておらず、このファンをフル回転することによって、高熱を冷やしているというわけで、
ファン音が大きいのも無理もないと思います。
オンボードにグラフィックアダプターはマザーボードに内蔵ですが、PCI Express16スロットが付いているので、せっかくですから、
nVIDiAのExpress16グラフィックアダプタ:GeForce7300GS/256MBを付けてみましたが、画面の動きは体感上変わりなく、
HD-BENCHによる計測でもほとんど変わらないので、効果なしとして、外しました。
オンボードのグラフィックアダプターは。結構よい性能のようです。
Pentium搭載の一世代前のアーキテクチャーの古いPCが、このマザーボードで蘇りました。
映像はストレスなく再生でき、CPU速度に不満はなく、メモリー、SATA-HDDにはまだ増設余地があるので、
やや音が大きいのを我慢すれば、まだまだ現役で使えそうです。
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BIOSTAR P4M9000-M4 | マザーボード交換後のPCの内部と外観 |
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