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CS、BS共用の球形アンテナ      (2001.11.13)

私は、CS放送、BS放送、それに、BSディジタル放送に契約して楽しんでいます。
この為に、屋内には、BS内蔵のテレビ、CSチューナー、BSディジタルチューナーを置き、屋外には、CSパラボラアンテナ、BSパラボラアンテナを立てています。
来年には、CSディジタル放送も始まるので、これを受信するには、さらにCSディジタルチューナーとパラボラアンテナが必要になります。
 
特に、パラボラアンテナをもう一本立てるのは大変です。既にベランダに2本立っているのに、更に一本はスペース的にきつい。また、その工事も結構大変です。
一本のアンテナでこれらを全て受信できると便利です。
この度、JSATなど3社(JSAT,住友電気工業,住友商事)が、これら全てを受信できる球形のアンテナを開発しました。赤道上、違う位置にある衛星から発せられる電波を、球面で捕らえようというものです。発売は、来年末とのことですが、少なくとも、私のような悩みの人もいるはず。結構売れるのではないでしょうか。
 
BSディジタル放送が、視聴者数は伸び悩みと聞きます。
その一つの原因として、BSディジタル放送は、BSディジタルの特徴を生かした番組が少ないからだと思います。地上波の番組と同様では、視聴者は、あえて高いお金を払って、BSディジタル放送を見るようとは思わないでしょう。
私は、CS(スカイパーフェクTV) のシアターテレビとクラシカジャパンに契約していますが、これは、オペラ、バレエ等のクラシックのステージを楽しむためです。
画質、音質ともに良いBSデフィジタル放送こそ、これらを観るのにうってつけなのです。でも、現在BSディジタルにはクラシック専門チャネルはありません。
米国の有料テレビチャネルの普及率が80%なのに、日本はわずか15%だそうです。
クラシック専門チャネルのように、特徴的で魅力的なチャネルができてこそ、BSディジタル放送や、今後のCSディジタル放送が生きるのだと思います。
要は、技術だけでなく、コンテンツの充実が重要なのです。

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