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次期CSデジタル高機能放送 (2002.2.21)
次期CS(通信衛星)デジタル放送を活用した高機能放送サービス「ep」が4月から開始されます。
「ep」は、松下電器産業、東芝、日立製作所、ソニーが協同で立ち上げた会社です。
「epステーション」と呼ぶ専用受信機をテレビに接続し、番組に関するデータを蓄積、好きなときに取り出すことができるようにしよういうものです。またインターネットを使った双方向サービスも可能とのこと。世界でも初めての試みとなる新機能を売り物にしています。
「epステーション」は、CSディジタル放送、BSディジタル放送のチューナー機能、インターネットモデムに加え、番組などのデータを保存する約20GBのハードディスクを内蔵し、価格は8万円前後とのことです。早ければ、4月には店頭に出るとのことです。
それぞれ別々に購入すると倍以上かかるでしょうから割安感はあるし、機器の置き場所も節約できるでしょう。
私は、現在、BSディジタル放送、CS放送のチューナを備えて観ていますが、これにもう一台BSディジタルチューナーを加えるのは、スペース的にも厳しいので、これらの放送が一台で受信できる「epステーション」は魅力です。
ただ、問題は、「epステーション」が、どれだけ一般ユーザーに受け入れられるかでしょう。チューナーなど多くの機能を備えたとはいえ、8万円という価格は、一般の消費者がすぐに買おうと思う値段ではないと思います。
要はBSディジタル放送の番組の内容。CS放送、BSディジタル放送など、衛星放送が乱立する中、コンテンツに魅力がないと、広く普及するのは難しいのではないでしょうか。
イーピー株式会社のHP
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