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ISSJクリスマス・チャリティーコンサート2007     (2007.12.15)

日本大学カザルスホールで行われたISSJクリスマス・チャリティーコンサートに行ってきました。チャリティーコンサートですから、収益は社会福祉法人・日本国際社会事業団に寄付され、世界の子供逹の為に使われるそうです。 出演は、オルガン・井上圭子、ソプラノ・長島伸子、ピアノ・腰塚賢二、コーラス・ミューズ・エンゲルス・コールというメンバー。長島伸子さんは例年この時期に海外の室内楽団とクリスマス・コンサートを行ってきましたが、今年は代わりにこのチャリティーコンサートに出演となりました。
 
第1部は、ソプラノの独唱とパイプオルガンの独奏。 長島伸子さんは、アベマリアを5曲唄いましたが、歌声がいつものようには通らないように感じました。ピアノの伴奏に隠れてしまうようなところもありました。体調が優れなかったのかも知れません。でも、それをカバーしてくれたのが、井上圭子さんパイプオルガン。バッハの演奏は美しく、改めてオルガンという楽器の素晴らしさを知りました。このオルガンは、ドイツの名匠、ユルゲン・アーレントの作で、北ドイツのバロック様式。18世紀当時のままに作られていて、内外のオルガニストに高く評価されているそうです。 ロビーで井上圭子さん演奏のCDを販売していたので、思わず、第2部との休憩時間に、バッハのオルガン曲のCDを買ってしまいました。
 
第2部は、コーラスも加わった華やかな曲が主体。 長島さんは初めのうちは、まだ調子は今一のようでしたが、モーツァルトのアレルヤの辺りから、いつものような透き通った美しい歌声が戻ってきて、最後の「オー・ホーリーナイト」では、エンジン全開という感じ。コーラス、オルガン、ピアノをバックに、得意の曲を邑楽かに歌い上げました。
今回も、前回のクリスマス・コンサートと同様、長島伸子さんのトーク中心に進められましたが、井上圭子さんもパイプオルガンの解説に加わって、共同でチャリティコンサートを盛り上げていました。終わったときには、すっかり良い気持ちになり、出口でISSJの募金をして、会場を後にしました。

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