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UKAI 河口湖 オルゴールの森           (2010.06.01)

UKAI河口湖オルゴールの森に行ってきました。名前の通り、ここは箱根ガラスの森と同じ、UKAIグループの経営のようです。中世ヨーロッパの歴史的にも貴重なオルゴールをコレクションした美術館ですが、オルゴールの展示だけだと思っていたら、ちょっとしたテーマパークの様で、敷地内がヨーロッパのような空間になっていて、なかなか面白いところでした。 折りしも、今年はショパン生誕200年。メインホールではチェコ・プラハからの演奏家による、ショパンの曲を含む弦楽四重奏の生の演奏もありました。


門を入ってすぐのところから、とても綺麗な庭園が広がっていました。河口湖オルゴールの森は、ヨーロッパの中世の街並みを再現したそうで、建物はヨーロッパの雰囲気で、ノスタルジックで素敵でした。
門の前 門を入ってすぐの庭園
入り口 入り口を入るとヨーロッパ

まず、エントランスホール。オルゴールというとゼンマイ仕掛けの箱を思い出しますが、ホール全体がオルゴールという感じでした。ホール前方の舞台に設置されたダンスオルガンというオルゴールは、高さ5メートル、横幅13メートルの巨大なものですが、ホール側面にずらりと並ぶ数十体の人形達も、音楽に合わせて一緒に演奏して、可愛いかった。音も、かなり大きく大迫力でした。 背面には、幅4メートルほどのフェアーグランド・オルガンが置かれていました。1905年のフランス製で、細身のパイプで大きな高音を奏でるそうです。
   
   エントランスホール入口   エントランスホールの天井
正面のダンスオルガン。毎時30分から約10分の演奏が聴けます。大音響にビックリ!!
ホール両サイドに並ぶ数十体の人形達も演奏します。

背面のフェアーグランド・オルガン(1905年フランス製) 側面のカフェ・オルガン(1901年フランス製)
演奏データは風圧で読みとるロール紙型のパンチカード カフェ・オルガン演奏中は電球がチカチカとして綺麗

エントランスホールから出ると、大きな池がある庭になっていて、毎時0分になると カリヨン(鐘楼)に、からくり人形が現れ、指揮をします。
時を告げるカリヨン 大きな池がある庭

庭を散歩しながら、オルゴールミュージアムへ。正面には豪華な階段。 ミュージアムの1,2階には、ヘレンキームゼー城オートマタほか、色々なオルゴール、からくり人形のオルゴール、自動演奏機などが沢山展示されていました。
ミュージアム入口 中央階段
ヘレンキームゼー城オートマタ(1955年スイス製) ヘレンキームゼー城の舞踏会を再現 からくり人形のオルゴール

ミュージアムのメインホールには、フィルハーモニック・オーケストリオンタイタニックモデルが置かれています。1912年のドイツ製で、豪華客船タイタニック号の一等船室サロンで使用するために製作されたが、完成が出航に間に合わず、積み残され、難を免れたとのこと。その為、8人の音楽家が乗船し、彼らは、この楽器の身代わりとなり海に消えてしまったとのこと。

左がフィルハーモニック・オーケストリオン タイタニックモデル(1912年ドイツ製)
中央はコンサート・オーケストリオン スタイル4(1905年ドイツ製)
右はパルル・オーケストリオンNo4(1883年ドイツ製)

メインホールでは弦楽四重奏によるい生の演奏もありました。生の演奏は、やっぱりいいですね。

そのほか、湖が見える小さな教会、水の弦のハープなど、ここは日本・・・ということを忘れてしまうような、 現世とは隔離された、可愛らしい中世の街という感じした。 ショップ「パティオ」でチョコレートを買い、レストランでケーキのセットを食べてきました。

湖が見える小さな教会。可愛らしい建物。 教会へ伸びる道(残念ながら富士山はみえませんでした)
ショップ「パティオ」。ヨーロッパの店のよう 「パティオ」前の水の弦のハープ
レストラン「ル ・リバージュ」 「ル ・リバージュ」の内部

最後にオルゴールの森と隣接している「ローズガーデン」で、薔薇を楽しんできました。 最盛期は6月中旬以降だそうで、地植えの薔薇はこれからですが、 鉢植え早咲きのバラが咲き始めていました。
ローズガーデンの入口 ドアから覗く女の子(絵ですが)
     
   

河口湖オルゴールの森、思っていたより盛りだくさんで、とても楽しかったです。(2010年5月27日)

  → UKAI河口湖オルゴールの森のHP
 

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