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晩秋の奈良・京都            (2014.11.26)

晩秋の奈良と京都へ行ってきました。奈良・京都は、40歳頃息子と行きましたが、中学時代の修学旅行を合わせると3度目です。 前回は、一泊二日とかなり忙しかったので、今回は少し余裕を見て二泊三日にしました。今回は効率よく見て回るためにパッケージツアーを利用しました。 ツアー名は「神護寺ライトアップと先取りの紅葉紀行 春日大社式年造替 国宝本殿特別参拝と神護寺ライトアップ 奈良・京都先取りの紅葉名所巡り 3日間」 で、春日大社や神護寺の紅葉のライトアップなどをゆったり楽しもうというものです。
月日 内容 宿泊地
第1日 11/4(火) 新横浜駅 =(新幹線)=京都駅 →法隆寺 →談山神社 →安倍文殊院 →奈良市内(泊) 奈良市内
第2日 11/5(水) 奈良市内(9:00頃発) →春日大社 →興福寺 →宇治・平等院 →高雄・神護寺 →京都市内(泊) 京都市内
第3日 11/6(木) 京都市内 →比叡山延暦寺 →清水寺 →醍醐寺 →京都駅=(新幹線)=新横浜駅

第1日(7月10日(木))新横浜駅(7:19) =(新幹線)=京都駅(9:17) =法隆寺 =談山神社 =安倍文殊院 =奈良市内(泊)

7:19、新横浜から東海道新幹線「のぞみ」に乗車。 9:17京都駅に到着。バスで1時間ほどで奈良県斑鳩町に到着。いかるがと言えば法隆寺。言わずと知れた法隆寺は、聖徳太子が創建したと伝えられる寺院です。 法隆寺の紅葉は軽く色づき始めたくらいです。11月中旬が見ごろかもしれません。 とは言え、やっぱり日本の古風な建物には紅葉が似合います。紅葉をみながらタイムスリップを味わうのも楽しいものです。


法隆寺

五重塔
紅葉は部分的
夢殿

談山神社は藤原鎌足を祭る神社。鎌足が中大兄皇子と蘇我入鹿を滅ぼすための謀を談じた山にあるので、この社名がついたとのこと。 十三重塔や、朱塗りの華やかな社殿が立ち並んでいます。 境内は、多数のカエデがあり社殿の朱色と競うように色づくそうですがまだ少し早いようでした。
談山神社へ向かう参道 十三重塔

阿倍文殊院は大化の改新後、左大臣となった阿部倉梯麻呂が作った寺で安倍氏の氏寺です。 この寺は 文殊の名のとおり知恵を授かるようにとお参りが多いそうです。紅葉はまだまだというところ。
本堂 金閣浮御堂

今日の観光はこれで終わり。宿泊の奈良市内のホテルに向かいました。

第2日(7月11日(金)) =春日大社 =興福寺 =宇治 平等院 =高雄 神護寺 =京都市内(泊)

春日大社は、中臣氏(のちの藤原氏)の氏神を祀るために創設された奈良県奈良市にある神社。 全国に約1000社ある春日神社の総本社です。ユネスコの世界遺産に登録されています。 期間限定で本殿の参拝を許可されているので、参拝することができました。 また御本殿北側の後殿御門が、これも期間限定で開門されており、後殿の参拝や、白砂の庭の拝観ができました。
。「御間道」には「御間型燈籠」がビッシリ
朱塗りの回廊

興福寺は、京都山科、藤原鎌足私邸に建立されたやま山階(やましな)寺に始まり、飛鳥を経て平城遷都に伴い現在地に移り、興福寺となりました。 東大寺と同様に平重盛の南都焼き討ちで大半の堂塔を焼失したが鎌倉時代に復興、その後も、堂塔は焼失と再建を繰り返して現在に至っているとのこと。 国宝館では有名な阿修羅像を見ることが出来ました。

五重塔
南円堂

奈良市内で昼食をとり、宇治の平等院へ向かいました。 世界遺産の平等院は、10円硬貨のデザインとなった鳳凰堂が有名ですが、平等院境内には紅葉はあまりありませんでした。 それでも池の水面に映り込む鳳凰堂が美しかった。平等院の近くには、宇治川が流れていて、川沿いに紅葉が楽しめました。

平等院鳳凰堂
平等院鳳凰堂
阿弥陀如来坐像
宇治川

高雄・槇尾・栂尾は三尾といわれ、いずれも京都市北西部の紅葉の名所として知られています。 高雄山の中腹にある神護寺は、京都でも屈指の紅葉の名所で、山門への古びた石段には赤や黄の楓が美しかった。 境内に入ると葉の合間にお堂や塔がみえ隠れします。 神護寺参道や金堂への石段がライトアップがされていました。
参堂の楓
山門
参堂の楓
金堂への石段の楓

今日の観光はこれで終わり。宿泊の京都市内のホテルに向かいました。

第3日(7月27日(土)) =比叡山延暦寺 =清水寺 =醍醐寺 =京都駅(18:05)=(新幹線)=新横浜駅(20:04)

ホテルを出て比叡山に向かいました。、 京都と滋賀の県境にまたがり、南北に峰をのばす比叡山。この巨大な山全体が寺域であり、いくつもの 谷や尾根を活かしてつくられた「東塔(とうどう)」「西塔(さいとう)」「横川(よかわ)」の3地域は、 周囲およそ100キロメートルにもおよび、全てあわせて比叡山延暦寺と呼んでいます。 東塔根本中堂を見てから、横川に向かい、横川中堂内を拝観した後、昼食となりました。
東塔 根本中堂
東塔 鐘楼
横川中堂
横川中堂(正面)

昼食後、清水寺へ向かいました。 清水寺は、京都東山の音羽山の中腹に建つ歴史ある寺院です。 清水寺は始め「北観音寺」と呼ばれていましたが、境内にわき出る清水が観音信仰の黄金延命水として神聖化され、 一般にも清めの水として「清水」が知られるようになり、後に名称を「清水寺」に改められたそうです。 清水寺の一番の見所は「清水の舞台」で有名な本堂です。崖下からの高さは18mあり、舞台からは京都市内が一望できます。
清水寺の本堂舞台 本堂舞台(下から)
仁王門 境内の紅葉

最後は醍醐寺です。醍醐寺は、世界遺産にも登録されている京都市伏見区にある真言宗醍醐派総本山の寺院です。 平安時代に、空海の孫弟子にあたる理源大師聖宝によって創建されました。 観音堂を中心に広がる、林泉及び弁天堂、地蔵堂、鐘楼、伝法学院等を総称して大伝法院と呼ぶそうで、紅葉が綺麗でした。

五重塔
観音堂
弁天堂
観音堂

京都駅からは18:05発の新幹線「のぞみ」。20:04新横浜駅着。

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