最近の全自動洗濯機は、洗濯→すすぎ→絞り→乾燥まで一気にでき、主婦は楽になりましたが、電気代はバカになりません。洗濯→すすぎ→絞りまでなら電力の消費量は200ワット/h程度ですが、雨の日などに乾燥までやると1100ワット/hにもなります。乾燥を止めることができれば、その分省エネとなり、電気料金も節約できるし、環境にも優しくなるといえるでしょう。
とはいえ雨の日に洗濯物を部屋の中に干すのは、部屋の中が臭くなるし、湿度が上がってカビが生えやすくなるし、部屋が狭く暗くなり気分的にもよくありません。
そこで、南向きの窓にガラス張りのサンルームを付けて、雨の日には、その中で洗濯物を干すようにしたら良いのではと考えました。
この目的にかなうサンルームを探したら、TOSTEMほか、いくつかのメーカーから出ていました。比較した結果、機能面、価格面から、三協立山アルミという会社が出している、「らんどりあU」という商品に決めました。理由は、家の窓にぴったり合うサイズのものが有ったことと、窓ガラス込みの値段が手ごろだったのと、他社より多く値引きできるとのことで、購入したホームセンターからもこの商品を薦められたからです。
工事に取り掛かってから2日半で使用できるようになりました。南向きで日あたりが良いので、サンルームの中は冬の寒い日でも割合暖かです。
逆に、屋根材は熱線遮断ポリカーポネート板になっているものの、夏は結構暑いかもしれません。。
3方がガラスで屋根がポリカーポネートということで、防犯面でやや不安に感じたので、人感センサー付きのソーラのLED照明灯と、動体感知の監視カメラ(PC接続のWEBカメラ)を付けました。人影が動くと照明が点き、監視カメラで捉えた画像がPCのHDDに保存されます。万一泥棒が入ったら、HDDの画像が役に立つと思います。
サンルームをつけたことで、日光を上手く利用でき、家のイメージが変わりました。
これから花粉の飛ぶ季節になりますが、洗濯物を屋外に出さないでサンルーム内に干すことができるので、洗濯物への花粉の付着予防にも役に立ちそうです。洗濯物をサンルーム内に干すことによって節約できる電気量は微々たるものですが、いくらかでも環境保全に役立てばと思っています。
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