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LindowsOSのインストール    (2003.8.24)

「LindowsOS」は、堅牢かつ軽量なPCサーバ用オペレーティングシステムとして定評のあるLinuxをベースとして、米国 Lindows.com社が開発したクライアントPC用のオペレーティングシステムです。「LindowsOS 4.0日本語版」のCD-ROMが届いたので、早速インストールをしてみました。
ターゲットのPCは、PentiumV 500Mhz、メモリ192MBのPC/AT互換機。3年前に買ったものですが、DVD等の映像には力不足ですが、MsOfficeなどWindowsXPのビジネス・アプリケーションはストレスなく軽快に動き、我が家のサブPCとして健在です。
 
一台目にIDE ATAのHDDには、WindowsXP Home Editionが入っているので、二台目のHDDにインストールすることにしました。CD-ROMをセットしてブートしてから、何の問題もなくセットアップが進み、20分足らずで終了。WindowsXPのインストールに約1時間かかったのと比べると遥かに短時間で終了しました。
 
セットアップして立ち上げてみましたが、問題が四つほど出ました。
まず、ブートして、「ようこそ」の画面が出るまでが非常に長い。WindowsXPの数倍かかり、いらいらします。ディスクトップの画面は、WindowsXPよりすっきりしていますが、解像度が、最大1028×768がなのは不足です。モニターは液晶19インチで、デュアル・ブートのWindowsXPは、1280×1024で使っていますから、是非、改善して欲しいものです。
 
二つ目は、ISAスロットに付けていたイーサーボードを認識しませんでした。古いISAバスはサポートしていないようです。手持ちのPCIスロット用のイーサーボードに付け替えて解決しました。
 
三つ目は、音が出ない。このPCはオンボードに、Aureal VoltexのAudioチップを搭載していますが、Londows用のドライバがないようです。とりあえず、音は出なくても我慢することにしました。
 
それから、デュアル・ブート用のWindowsXPのブートローダーが使用できなくなってしまいました。つまり、PCを立ち上げると、まずLindowsのブートローダが立ち上がり、Lindowsを使うかWindowsXPを使うか聞いてきます。ここで、Lindowsを選択するとLindowsが、WindowsXPを選択するとWindowsXPが立ち上がります。
Lindowsのブートローダが立ち上がるのは、多分、一台目のHDD(Cドライブ)のMBRにセットされていたWindowsXPのブートローダが、Lindowsのインストーラによって、Lindowsのブートローダに置き換わったとものと思われます。かって、Red hatのLinuxをインストールした時も同様な状況になりました。Lindowsの中身はLinuxですから、当然のような気もします。
 
インターネットへは、付属のWEBブラウザで問題なくアクセスできました。インターネットのブラウズは、WindowsXPより軽く感じられました。
 
とりあえず、インストールは、ほぼOKということで、今後、アプリケーションを使用しますが、いずれ、WindowsXPとの違いや、使用感等をレポートしていこうと思います。

エッジ社のLindowsOSサイト


Lindowsのディスクトップ


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