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Linuxのインストール        (2001.6.12)

Windows以外のパソコンOSが話題になっています。
最近、特にLinuxが元気です。そこで私もUNIXを勉強しようと、Linuxを導入することにしました。
PC-UNIXには、LinuxやFreeBSDがあります。
Linuxは、フィンランドのリーナス・トーバルズがヘルシンキ大学在学中に開発したOSで、全てのコードを公開するオープンソースの考え方に基づいているため、いろいろな種類があり、世界のサーバーOSの20%を占めると言われています。
一方、FreeBSDはもともとはVAX系のフリーのUNIXである386BSDから発展したもので、日本でも早くからNEC:PC98シリーズ用に移植されていました。私もかつてPC98に載せたことがあります。
Linuxにせよ、FreeBsdにせよ、以前はインストールが大変だったために初心者にはちょっと敷居が高かったのですが、最近はインストーラがメニュー式の簡単なものになり、さらにXウィンドーというプログラムで容易にGUIを実現できるようになり、初心者でも扱いやすくなりました。
 
今回はいろいろな種類のLinuxの中から、Red Hat Linux7.1をインストールしてみました。解説書の付録のCD-ROMからです。(RedHat Linux7 Quick Start:金井やよい著、ソフトバンクパブリッシング発行)
私のPCには、Windows2000とWindowsMeが入っています。このため、HDを4GBほど空け、Linux用にパーティションを作りました。
インストールは一度失敗しやりなおしたましたが、おおむね順調に進み、2時間強でインストールが終了しました。
ネットワークの設定やNetscape等の設定を行い、LANに繋ぎ、ダイアルアップルータ経由でインターネットに接続しました。
 
Webブラウズをしてみましたが、ともかく画面の動きが早いのにびっくり。インターネットサーフィンはスイスイ。WindowsMeや2000に比べるとはるかに軽快に動きます。
もともと、インテル386プロセッサをターゲットに作られたOSですから軽いのは当然ですが、ことインターネットアクセスについていえば、私のPC(PentiumV500MHZ)が見違えるほど快適になりました。
所詮、回線速度(INS64)に押さえられるというものの、内部処理が軽いだけに画像の表示等がかなり速く感じられます。
機能追加でますます重くなるMicrosoft系のOSに比べ、機能は限定されるもののこの軽さは捨てがたいと思います。
 
ブートで、Linux、Windows2000、WindowsMeが選択できますので、Windows2000を仕事用、WindowsMeを映像取り込みや観賞用、インターネットのWebブラウズには、Linuxと、用途によって使い分けてみようと思います。

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