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WEBを使ってWindowsからMacにアクセス
 
我が家ではMacとPC98を、共にLANにつないでいます。
MacのOSは、OS8、PC98のOSは、Windows98です。
PC98には、AppleTalkプロトコルを利用する為のソフト「CopsTalk」を入れて、Macのファイルにアクセスできるようになっています。
 
ただ、AppleTalkプロトコルがロードされているときMacが不安定でよくフリーズしてしまいます。多分Macのメモリが24MBと少ないせいだと思いますが、いまさら4年近くも使っている古いMacにメモリを増設しようとは思いません。
 
そこで、AppleTalkを使わずにファイル共用ができる手段を探していたのですが、MacのOS8には、Web共用という機能があることを知りました。
Mac側でファイルをWeb共用の宣言しておくと、TCP/IPプロトコルを使って、WindowsからMacのファイルを覗けるというものです。
 
幸い、MacとPC98はいずれもダイアルアップ・ルーター経由でインターネットを利用しているので、常時TCP/IPプロトコルを使用をしています。
MacでWeb共用の機能をアクティブにするだけで、新たにソフトを入れる必要はなく、AppleTalkも外したままでよいので、メモリを余分に使うこともありません。
Windows側でNetscape等のナビゲータを立ち上げる必要がありますが、インターネットを利用するために立ち上がっていることが多く、特に手間ではありません。
ただ、あくまでMacのファイルをWindowsで読めるのであって、Windowsで作ったファイルをMacで利用することはできません。
とはいえ、我が家での使用には十分で、小規模なネットワークにうってつけのファイル共用の環境と思います。
 
早速試してみました。
まず、MacでWeb共用の機能をONにします。また、Macで共用にするホルダーを指定します。(今回はMacのディスク全体を共用するよう指定しました)
次に、Windows98のもとでWebブラウザを立ち上げ、URLにMacのIPアドレスを入れます。
この結果、Webブラウザの中にMacのファイルが表示されるので、PC98側でMacのファイルを読み込むことができます。


PC98のインターネットエクスプローラに表示されたマックのファイル




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