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MIDIの楽しみ
古いPC98もDTMのコントローラーとして健在です
私はほんの少しピアノを弾けます。モーツァルトの小品などを弾いて楽しんでいます。
家には娘のピアノがありますが、ピアノの音は大きくて、私の下手な演奏では
近所迷惑なので、ほとんどカシオ製のキーボード(カシオトーン)を使って、
音を絞って弾いています。
ただ、このカシオトーンには別の楽しみ方があります。
カシオトーンは、簡易シンセサイザー回路を内蔵しており、
PCとのMIDIインターフェイスがついているので、
PCと接続してMIDIファイルをカシオトーンで聞いたり、
カシオトーンで弾いた曲をPCに入力して、MIDIファイルを作ることができます。
(MIDI:Musical Instrument Digital Interfaice)
私は、2階の私の部屋と1階の居間にPCを置いていますが、1階のPCは、CPUにインテル
386SXを使った旧式のPC9801です。OSはWindows3.1です。
この旧式のPC98がDTMのコントローラとして余生を送っています。
PCは、MIDIファイルをディジタル信号のままシリアルポートに送り出すだけで、
MIDIの信号から音楽への変換はカシオトーンで行うので、
非力な386CPUでも大丈夫です。
カシオトーン内臓のスピーカーでも結構良い音で聞けますが、オーディオセットに
つなぐとさらに良い音で聞くことが出来ます。
インターネットのサイトには、フリーのMIDIファイルが多数公開されています。
インターネットにつないである2階のPC(PC9821xv:MMX-Pentium233MHZ:Windows98)で、
フリーのMIDIファイルをダウンロードし、LAN経由で1階の旧式のPC98に
送って、カシオトーンで聞いています。
このPC98(PC9801DS:Intel386SX-12MHZ,Memory:4MB)は、'92年に買ったもので、
DOS/V機が現れる前の、NEC-PC98シリーズ全盛時代のPCです。
現在の高性能のPCと比べたら月とすっぽんの差がありますが、使い方によってはまだまだ役に立ちそうです。
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