WiFi無線接続モニター「ミラリンちゃん」は、ワイアレスHDMIドングルと７インチ液晶モニターとのセットです。
スマートフォンの映像をナビで再生するためにナビに付けるワイアレスHDMIドングルが欲しかったのですが、Amazonの通販で7インチモニターも付いて、送料込み１万円という安価なセットがあったので、これを買いました。

以前から家のテレビには、ChromCastとEzCastを付けて、Wi-Fiでスマホの映像を映していましたが、ChromCastはインターネットに繋がっていることが前提だし、WzCastは愛車プリウスのナビの解像度(480P)に対応していなくて、どちらも車では使えませんでした。

ミラリンちゃんのドングルは、Miracastの通信方式で、Wi-Fiで繋げさえすればスマホやタブレットなどの画面をテレビでもナビでもワイヤレスで表示できます。ナビのHDIM端子にHDMIドングルを接続し、スマホにDLNA対応のAndroidアプリ「AirFun」を入れて、映像をナビの画面に表示し、車のスピーカーから音楽を再生しています。 Realtek Semiconductor社の「AirFun」は、本来は MiracastやWiDiなどに対応した自社の映像伝送装置の為に用意したソフトウェアだそうですが、スマートフォンやタブレット端末からも映像を送れます。スマホ内の動画や音楽の再生に特化して無駄な機能を省き、軽く使い易くて私は好きです。

また、せっかく７インチモニターも加わったので、ドングルとナビの間にHDMIスプリッターを入れてHDMIの信号を分配して７インチモニターでも再生できるようにしました。 ナビの映像は走行中は消えてしまうけれど、助手席に置いたモニターからは走行中でも見えるようになりました。 ただモニターの画面を見続けるのは違反だし危険も伴うので、レーダークルコンでの自動走行中など、運転に支障がない時に横目でチラッと見るだけにしています。

　(写真左)スマホの映像をモニターとナビに投影したところ。(写真右)HDMIドングルとスプリッター