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ポスト・ムーアの法則はどうなる?    (2001.4.26)

 
米インテルのムーア名誉会長が引退しました。
インテル創業者の一人であり、1965年有名なムーアの法則を提唱しました。
ムーアの法則とは、「一年半から二年ごとに半導体の集積度が二倍ずつ増える」というものです。
 
予言は見事に的中、半導体の技術革新がIT(情報技術)の革新の道を開きました。
パソコンのMPU(マイクロプロセッサ:超小型演算装置)の速度は半導体の集積度の増加とともに上がってきました。
インテルの386系プロセッサも、486以降、Pentium、MMX-Pentium〜PentiumWへと進化してきました。
 
このムーア氏が引退、インテルはどうなるのでしょう。
ムーア氏の引退の直前、米国では官民共同の「極紫外線」(EUV)プロジェクトの計画が発表され、2005年には、クロック周波数10ギガヘルツのマイクロプロセッサ(MPU)が大量生産できる見込みです。
「これで少なくとも2010年前後までは、ムーアの法則が生き続けることが確実になった」と言われています。
でも、2010年以降はどうなるのでしょう。日進月歩の技術革新の時代、10年というのは、長そうで結構短いのではないでしょうか。
ムーアの法則の次に出る法則は何か。非常に興味のあるところです。


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