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MP3によるモーツァルトのイントロ

私はモーツァルトのレコードのイントロ部分をディジタル化してPCのハードディスクに取り込み、Ms Accessで作ったレコードカタログのデータベースからリンクしています。
レコードカタログのレコード番号のフィールドをクリックすることで曲を聞くことができます。
 
しかし、WindowsのWAVEファイルではファイルサイズが大きく、モノラルで音質をAMラジオ並に落としても30秒ほどでさえ、1MB近くにもなってしまいます。
このイントロのディジタル化を始めたのは5年程前で、当時100MBのハードディスクでも10万円した程で、30秒取り込むのがやっとでした。ほんのさわりしかとり込めなかったのです。
 
最近の音声や映像の圧縮技術の進歩は目覚しく、MP3を使うと、10分の1以上に圧縮できるため、1分位の曲をCD並の音質でステレオでとり込んでも1MBに収まります。
私のPC(PentiumV 500MHZ)では、10分位の曲は約2分でMP3に変換できます。
モーツァルトの交響曲や協奏曲は長いものでも全楽章で30分位ですし、1楽章だけなら15分以内ですから、1楽章全部取り込んだとしても約15MBです。
とり込んだ後の音はとても良く、CDよりすこしおとなしくなった位で、わざわざCDをかけなくても楽しめる位です。
なお、CDからMP3への圧縮ソフトは、ジャストシステムのMP3 BeatJamを使用しています。このソフトは、音質重視と言われるFraunholferIIS社(FIIS)製エンコーダを採用しています。
 
最近では、ハードディスクもやすくなり、10GBでも1万円位で買えるようになりました。
そこで、この際、MP3でとり込み直すことにしました。
思い切って、原則として1楽章全部を取り込むことにしました。
 
モーツァルトのコレクションは1000曲にもなるので、全てのクレクションを取り込み直すのは大変ですが、順次暇を見て楽しみながら行っています。
 
なお自宅で仕事をしているとき、MP3化した音楽は、とても良いバックグラウンドミュージックにもなっています。CDをかけることなく、CDと同じくらいの音がPCのスピーカーから聞けて、とても便利です。
 
改めて、音声の圧縮技術の進歩に驚いている次第です。

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