【トップページへ戻る】

家庭内NASの導入     (2003.11.16)

NASという言葉をよく耳にします。NASとは、Network-Attached Storageの略。ネットワークで利用できるストレージのことです。
最近、Windowsベースの低価格NASが発売され、小規模オフィスに導入されるようになりましたが、私も、自宅のPCのHDの容量が足りなくなってきたので、PCへのHDの増設に替えて、NASを入れることにしました。
NASは、ストレージですが、PCからネットワークを介して、書き込みや読み込みができるよう、ネットワークとファイルシステムのOSを内蔵しています。
NASのデータ転送プロトコルはTCP/IPであり、従来、PCをファイルサーバーとして利用していたのとほとんど同じ形態です。NASの頭脳部分にはWindows、UNIX、Linux、または、独自OSが使われていますが、OSの種類に関わりなく、ネットワークでつながった複数のPCが、NASのストレージを利用できるようになっています。NASは、ストレージ管理に特化した機能だけを安定的に提供できるようにしたファイルサーバーと言えると思います。

購入したのは、BUFFALO社の、Link Station HD-H120LANという製品で、100BASE-TX / 10BASE-T対応で120GBのハードディスクを搭載しています。
「簡単セットアップ(LinkNavigator)」というソフトが付いており、手順を追うだけでIPアドレスなどネットワーク設定も自動設定します。
USBポートが二つついており、USBポートにHDを繋ぐことで、共有フォルダが一つ増えて容量アップができ、またプリンタサーバ機能があり、USBポートにプリンタをつなぐと、プリンタにLANにつながった複数のPCからプリント可能です。
使用感としては、内臓のCPUとOSは、かなり高性能のようで、LANに繋がっていることを意識させない位、ストレスなく使えます。私はDVDに記録した映像の内容のバックアップをこのHDに収容していますが、この映像をPCで再生しても、DVDを再生するのと同様にスムーズに動き、実用レベルです。
まだ使い込んでいないので、セキュリティ面では評価できませんが、家庭用のNASとしては十分使えそうです。

  





Link Station HD-H120LAN

    NASのイメージ


【トップページへ戻る】