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Nゲージ:車両紹介(98):国鉄E259系電車「成田エクスプレス」   (2016.6.2)

Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は、JR東日本・E259系電車です。 JR東日本・E259系「成田エクスプレス」は、成田空港開設当初から運行していた253系電車が、 20年近くが経過し、機器更新の時期となっていたことから、「成田エクスプレス」を253系から全て置き換えるために開発された車両です。 外装のカラーや車両の構造の多くはE253系に準じているけれど、不評だった普通車の非リクライニング座席を向かい合わせに固定したボックス式クロスシートがなくなり、 両側2人がけの回転式リクライニングシートとなりました。成田エクスプレスから撤退した253系は大分部廃車となりましたが、一部の車両は 長野電鉄2100系や 東武線直通特急として現在も運行されています。

この模型は、KATOの基本セット(3両)と増結セット(3両)です。 動力ユニットはフライホイール付きなので、低速走行はスムーズです。 先頭部の連結器はダミーカプラー、中間部はボディーマウント式のKATO密連カプラーで、アーノルドカプラーではありません。 20級車両の模型なので車両長が135〜140mmと長いのですが、田園のループの急なカーブも楽に曲がれ、トンネルの車両限界にも接触せずに走ります。 ただ、動力車が70gと軽いけれど、5両のトレーラーを連結すると、きつい勾配はスリップしてしまって上れません。 4両のトレーラーを連結した5両編成ならスイスイと登ることが出来、軽快に走ります。 なお連結器は、専用の「KATOカプラー伸縮密連形」です。 固定編成なので、編成に他の車両を入れることはないので、専用カプラー同士だけで連結できればよいという考えから、連結間隔がリアルで見た目のよい伸縮密連形にしたのでしょうが、 接続・切離しにコツがいって使いづらいし、精密で耐久性も気になるので、一般的なアーノルドカプラーの方が良いと思います。


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