Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は、機関車に牽かれて走る客車で、国鉄10系客車ほかです。

●ナハ10：国鉄が1950年代に設計・開発した軽量客車です。従来の鉄道車両に比べて格段の軽量化を実現し、輸送力増強や車両性能の向上に効果を上げ、 電車・気動車を含む後続の旅客車両設計に大きな影響を与えた形式です。
●オユ12：軽量客車の郵便車です。蒸気暖房設備のみでしたが電気暖房を設置してスユ13形となったものもありました。
●スロ81：1970年代に旧式の60系客車を改造して製作された和式のお座敷客車です。 室内は畳敷の床でお座敷の雰囲気にまとめられ、窓には障子がはめられていました。 10系客車より一世代前の客車ですが、全長が同じでナハ10、オユ12と並べても違和感がないので、連結して走らせています。

3両ともグリーンマックス製のキットです。 実車の全長の21.3mで、模型は135mmですから、24系客車と同様に、カーブのきつい山岳路線のループは走れません。 また、TOMIXの24系客車や12系客車より重量があり、田園のループでも3両以上の連結は厳しいものがあり、 電気機関車やディーゼルの牽引で、主にカーブの緩やかな都会系ループを走らせています。