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Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は、機関車に牽かれて走る客車で、国鉄12系客車です。
旧型客車は、老朽化したことに加え、手動ドアや非冷房といった点で、電車や気動車にサービス面で遅れを取っていました。
それを解決するために作られたのが12系客車です。当初は大阪万博の団体列車として使われましたが、順次、
定期列車に使われるようになりました。急行用電車並みの明るい雰囲気の内装、客車として初めての自動ドアの採用をはじめ、
従来は機関車から供給されていた冷暖房設備用の電源を、スハフ12に搭載したディーゼル発電機でまかなっています。
客車自体で発電するため牽引する機関車を問わず、臨時列車や団体列車などで機動性を発揮し、
現在も全国各地で活躍しています。
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購入は1987年頃で、TOMIXのスハフ12×2、オハ12×3(品番2503×3,2504×2)の5両です。
●オハ12:ユニットクーラーと電気暖房装置を備えた座席車。 ●スハフ12:ユニットクーラーと電気暖房装置に加え、オハ12への電力供給用ディーゼル発電機を備えた緩急車。 実車の全長の21.3mで、模型は145mmですから、24系客車と同様に、カーブのきつい山岳路線のループや田園のループは走れないので、 EF65-1000電気機関車やC62蒸気機関車の牽引で、カーブの緩やかな都会系ループを走らせています。 |
Nゲージ:国鉄12系客車(5両編成) | |
メーカー/購入時期 | TOMIX(品番:2503×3〜2504×2)、1987年頃購入 |
付属設備等 | 各車体の前後に連結用アーノルドカプラー付き |
全長・重量 | 全長:145mm、重量:35g |
奥から、スハフ12、オハ12×3、スハフ12 |
C62に牽引され高架橋のカーブに差し掛かる12系客車列車 |
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