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Nゲージ:車両紹介(85):京浜急行600形(3代)電車   (2016.5.15)

Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は、京浜急行600形(3代)電車です。 京急600形(3代)電車は、1500形に次いで1000形の置き換え用の都営地下鉄浅草線乗り入れ対応の通勤型電車として登場しました。 登場時は通勤型電車には珍しいオールクロスシートと可動式の座席が採用されていました。 初期(1-3次車)には両端ドアの車体中央寄に、運転台からの操作で2人掛けと1人掛けが転換する可動式座席「ツイングルシート」が採用されて注目されました。 「ツイングル」とは「ツイン」と「シングル」、さらには「星のきらめき」を意味する「ツインクル」をかけた造語で、混雑時の収容力確保のための措置で、登場当初は「ツイングル600」の愛称でも呼ばれたことがありました。 その後(4次車)では、乗務員室後部と車端部以外の座席がロングシートに改造され、 ツイングルシートは廃止となり、MT比率の変更、集電装置のシングルアームパンタへ変更などの仕様変更が行われ、優等列車の増結用や空港線の特急、京急線内の普通列車を中心に運用されています。

この模型はグリーンマックスの品番:1105-Tという塗装済みの車体と足回りおよび動力ユニットからなるキットです。 インターネットオークションでジャンク品として手に入れたので、欠損していた台車を補完したり、車体の汚れを落としキズを補修するなど、いくつか手を加える必要がありましたが、 比較的安価で購入できました。 ただ、付属の動力ユニットは「文鎮動力」と呼ばれているもので、以前京急2100にも付いていて使い物にならなかったし、グリーンマックスのこのタイプの動力は当たりはずれが多いと言われているので、 今回これを使うのは見合わせて、以前ネットオークションで買った、もっと古い18m級エンドウ製旧式動力ユニットをつけることにしました。 エンドウが製造してグリーンマックスが販売した製品ですが、どっしりとしていて牽引力が強く、数台のトレーラーを繋いでも軽快に走ります。 グリーンマックスの動力ユニットは、自社の物よりもエンドウ製の旧製品の方がしっかりと良くできているように思います。


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