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Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は、JR東日本キハ110系気動車です。
JR東日本キハ100系・110系気動車は、老朽化したキハ58系などの置換え用として開発されたローカル線用の気動車です。
100系は16m級、110系は20m級の車両で、キハ110系(キハ110・111・112)は一般路線用および急行用に使われています。
110系には、両運転台の110形と片運転台の111形(トイレ付き)・112形(トイレ無し)の車両があり、路線条件に応じて使われています。
車体と台車の軽量化を図り、高出力直噴式エンジンと効率の高い液体変速機との組み合わせにより電車並みの性能を有している気動車で、
急勾配の多い山岳路線では速度向上による時間短縮が実現し、コンプレッサを走行用機関で駆動する冷房と、機関の排熱を利用する温水・温風方式の暖房を備え、国鉄時代の旧型の気動車にはない旅客サービスの向上が図られています。
以前、列車を利用して北海道の旅行をした時、八戸から青森へ向かう途中の野辺地駅で、反対のホームに大湊行きのキハ110形の普通列車が止まっていました。
これが、とても印象に残っていたので、ぜひコレクションに加えたいと思っていたところ、キハ110形(M)と112形(T)をインターネットオークションで手に入れることができました。
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110形は動力車で両運転台の100番台。112形はトレーラーで片運転台の100番台。
いずれも20m級で混雑時を考慮して横2+1列配置のセミクロスシートの普通列車用車両がプロトタイプ。
車内には横2+1列配置の座席が丁寧に表現されています。
動力車の動作音はとても静か。フライホイールは装備していないけれど、ギクシャクせずにスイスイと走るのには驚きです。カーブが多く勾配のきつい山岳系ループのレイアウトでも脱線しません。
ただ、当面は動力車単独やトレーラー1両を連結して走らせるのは問題ないけれど、動力車の車輪にトラクシャンタイヤが付いているものの車重が60gと軽いので、更にトレーラー連結する場合は、牽引力に不安があります。
またカプラーは、前後とも ボディーマウント式KATOカプラー(伸縮密着形)。形状はリアルで良いのですが、走れない急カーブがあったり、たまにカーブで脱線することもあり・・・、で、
個人的には好きではありません。見栄えが悪くても、昔ながらのアーノルドカプラーのほうが実用的で好きです。 |
Nゲージ:JR東日本キハ110系気動車 | |
メーカー/購入時期 | KATO:品番10-347、 2014年(110)・2016年(112)購入 |
動力ユニット | ウォームギアによる前後台車駆動、フライホイールなし |
動輪の仕様 | 駆動輪:4軸8輪、2輪にトラクションタイヤ装着 |
付属設備等 | カプラー:前後とも ボディーマウント式KATOカプラー(伸縮密着形) |
全長・重量 | 全長:135mm(カプラー含)、重量:60g(110)・30g(112) |
キハ110系気動車 後方から、キハ110-100(M)、キハ112-100 |
駅を発車するキハ110系気動車 |
走行動画 |
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