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Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は、近畿日本鉄道30000系ビスタカーです。
近鉄30000系電車は、日本では新幹線100系電車登場まで唯一、鉄道車両で2階建て車両を組込んで運行していた近鉄特急「ビスタカー」の3代目です。
Mc-T-T-Mcの4両編成で中間車2両が2階建て構造です。2階車は車両中央に出入台があり、階上・階下への階段が続いています。
1988年に21000系「アーバンライナー」が登場して主役の座は降りたものの、平成8年より2階席の側窓は曲面ガラスを用いて高さを拡大し、軽快なカラーリングに変更し、
リゾート特急「ビスタEX」としてリニューアルし、現在も活躍しています。私は名古屋に住んでいたこともあり、近鉄には愛着があってビスタカーの模型を探していたのですが、インターネットのオークションで30000系の中古品を見つけて買うことができました。
中古だったせいか、購入した時は、ギクシャクした走りでしたが、車輪のクリーニングと少量の注油をしたところ、スムーズに走るようになりました。 TOMIXの動力は伝統的にスプリングウォームで、ジーッという騒々しい走行音が特徴でしたが、このセット(品番:92049)の動力はウォームギヤーなので走行音は幾分静かですが、上り坂では「ウォーン」という結構大きな音をたてて走ります。 しかもフライホイールは付いていないので、発進や停止はさほどスムーズではなく、運転にはコツがいります。 それでも20m級車両の模型で車両長が140mmでありながら、田園のループのカーブでも脱線することなく、トンネルの車両限界にも接触せず、4両のフル編成でも軽快に走ります。 動力車は80gと軽いけれど、3両のトレーラーを連結しても、きつい勾配もスリップせずにスイスイと登ることが出来て、とても良く出来た模型だと思います。 ちなみに、2013年にリニューアル版 (品番:92521)が出ていて、フライホイール付き動力の採用に魅力はあるものの、旧仕様の現行モデルは音がやや大きい以外は不満はないので、当面このまま使おうと思います。 |
Nゲージ:近畿日本鉄道30000系ビスタカー | |
メーカー/購入時期 | TOMIX:品番(92049)、2014年購入 |
付属設備等 | 連結部:アーノルドカプラー、先頭:ダミーカプラー |
全長・重量 | 全長:各車140mm(カプラー装着状態)、重量:80g(M車)、40g(T車) |
備考 | モ30200、サ30100(M車)、サ30150、モ30250 |
近鉄30000系ビスタカー 奥から、モ30200、サ30150、サ30100、モ30250 モハ1206(M車)、モハ1306 |
カーブの勾配を登る4両編成の近鉄30000系ビスタカー 下は、東海道山陽新幹線0系 |
走行動画 |
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