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Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は、近畿日本鉄道900系電車です。
900系は、1960年代初、当時車両長が15mだった600系の普通列車の輸送力増強のために登場した20m級車両の電車です。
8000系をはじめ、後の近鉄車両の雛型となった車両ですが、900系は600ボルト専用であったため、昇圧に対応する8000系が登場すると増備は打ち切られました。
とは言え、40年以上も、ある時は普通列車に、またある時は快速急行にと幅広い活躍をして、2002年に全車が廃車になりました。
私は、1990年代に奈良へ旅行したとき近鉄600系電車に乗って懐かしく思っていたのですが、たまたま近鉄奈良線の開業100周年記念で発売された TOMYTECの鉄道コレクションのディスプレイモデルを買ってあったので、これに動力ユニットを付けて自走できるようにしました。 このモデル用の動力ユニットはTOMYTECでも販売されていますが、たまたまインターネットオークションで、グリーンマックス20m級小田急FS動力ユニットを安価で購入できたので、これを取り付けました。 グリーンマックスの動力ユニットを取り付けるには、車体の天井を削ったり多少加工が必要だったけれど、何とか取り付けることができました。 取り付けてみると結構良い。動作音は少し大きく、多少ギクシャクするものの良く走ります。 重くどっしりとしていてトレーラーの牽引も問題なく、20m級車体なのにカーブが多く勾配のきつい山岳系ループのレイアウトでも脱線しません。 グリーンマックス製の動力ユニットは、当たりハズレが多く、あまり良いイメージがないのですが、中には優秀な物もあるようです。 |
Nゲージ:近畿日本鉄道900系電車 | |
メーカー/購入時期 | TOMITEC(近畿日本鉄道900系電車)、2014年購入 |
付属設備等 | 連結部:アーノルドカプラー、先頭:ダミーカプラー |
全長・重量 | 全長:各車140mm(カプラー装着状態)、重量:100g(M車)、30g(T車) |
備考 | モ900(M車)、ク950(T車) 動力:グリーンマックス20m級小田急FS動力ユニット |
近畿日本鉄道900系電車 奥から、 モ900(M車)、ク9505001 |
グリーンマックス20m級小田急FS動力ユニット |
トンネルを通過する近鉄900系電車 |
走行動画 |
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