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Nゲージ鉄道模型:車両紹介(63):国鉄クモユニ82形・クモニ83形800番台電車   (2015.12.2改)

Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は、国鉄クモユニ82形電車とクモニ83形800番台電車です。 クモユニ82形は、中央東線客車列車の電車化用にモハ72形・クモハ73形を改造した郵便・荷物電車で、クモニ83形は、クモユニ82形にある郵便物の仕分け用の区分棚がない荷物専用の車両です。 800番台は、中央東線の小断面トンネルに対応するために屋根全体を低くした低屋根車で、 主に115系800番台に連結されて走りました。 その後、中央東線での郵便・荷物輸送が廃止されたことにより、廃車となりました。

インターネットオークションで、マイクロエースのクモユニ82形800番台の動力車が安価で手に入ったのですが、 動作音はあまり大きくなく、ギクシャクせずにスイスイと走ります。 クモニ83形800番台もインターネットオークション買ったのですが、KATO製のボディーだけで動力は付いていません。 ディスプレイモデルの下回りの車輪を金属にしたり、ウェイトを乗せたりして、走れるようにしました。 クモユニ82形800番台の動力車は、トレーラーの牽引も問題なく、カーブが多く勾配のきつい山岳系ループのレイアウトでも脱線しません。 ただ、動力車の重量が60gしかなく、2両編成なら問題ありませんが、さらに連結する車両を増やす場合には、レールとの粘着性に不安があります。 多くのマイクロエースの動力車は、TOMIXやKATOに比べ重量が軽い。 省エネの為もあるのでしょうが、牽引力が低下するというデメリットもあるので、 むやみな軽量化は考え物です。 ともあれ、国鉄クモユニ82形800番台とクモニ83形800番台と連結して走らせるのは楽しいものです。


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