【山口's HP TOPへ戻る】

Nゲージ:車両紹介(34):名古屋鉄道7000系電車「パンノラマカー」   (2014.10.1)

Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は、名鉄7000系電車です。 名鉄7000系電車「パノラマカー」は、1961年から2009年まで半世紀近くも走っていた電車で、 日本で初めて運転台を2階に設置し、最前部に展望席を設けた車両です。 一時期は名鉄では最多両数の形式となり、長期間にわたり名鉄を代表するシンボル的な車両として扱われ、 「名鉄不朽の名車」「永遠の名車」とも言われました。 この名鉄「パノラマカー」の後を追うように、小田急のロマンスカー(3100形NSE車,7000形LSE車,10000形HiSE車)や、 JR東日本のパノラマエクスプレスアルプス(165系電車の改造車)、JR九州のオランダ村特急(183系気動車1000番台)に、 展望席を設けた車両が登場しました。

私は名古屋に住んでいて、名古屋・豊橋間をよく名鉄を利用していたので、この車両にはとても愛着がありました。この模型(TOMIX 品番:92611)は6両のセットで1982年頃発売のものです。 TOMIXの古い模型の動力はスプリングウォームだったので、ジーッという騒々しい走行音が特徴でしたが、これはとても静かです。 おそらく動力はスプリングウォームではなくウォームギヤーなのでしょう。ただ発進や停止はスムーズではないので、フライホイールは付いていないと思われます。 実車は18m級車両なので、模型の車両長が125〜130mmと短く、田園のループの急なカーブも楽に曲がれ、トンネルの車両限界にも接触せず、6両のフル編成でも軽快に走ります。 動力車は100gと結構重量級なのでレールへの粘着力も強く、5両のトレーラーを連結しても、きつい勾配もスリップせずにスイスイと登ることが出来、とても良く出来た模型だと思います。


【山口's HP TOPへ戻る】