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Nゲージ:車両紹介(79):小田急電鉄4000形お買い物電車   (2015.8.6)

Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は、小田急電鉄4000形お買い物電車です。 小田急電鉄4000形には、現在運用されている2007年に登場した2代目と、1966年に登場した初代がありますが、この模型は初代がモデルで、実機は既に廃車になっています。 1964年に小田急で初めて20m級車体の2600形が登場したものの、当時はまだ中型車や小型車が大半だったので、利用者の増加に対応すべく、足回りは小型車から流用し、新製した20m級車体を組み合わせたのが4000形です。 そのため、車体は大型にも関わらずカルダン式ではなく旧式の吊り掛け駆動でした。 その後、廃車になった2400形の足回りを流用して更新工事を行い、性能は5000形とほぼ互角になり、1900年代末まで活躍しました。 しかし、2003年の3000形の導入で廃車が始まり、2005年には全車両が廃車となりました。

小田急の通勤電車は、ケイプアイボリーをベース色として、300mm幅でロイヤルブルーの帯を窓下に入れるというのが当時の標準塗装でしたが、 1967年に小田急百貨店の本館が完成したことを記念して、4000形の3両1編成が白をベースとして赤と金色の帯が入る特別塗装に塗り替えられました。 3両編成なのは、新宿駅から小田原駅までの小田原線以外に、相模大野駅から藤沢市の片瀬江ノ島駅間を結ぶ江ノ島線への乗り入れられるようにする為だからだそうです。 この派手な「お買物電車色」。現在あちこちで見られる「ラッピングトレイン」の先駆けと言えるでしょう。 商業施設の開業やマンションの分譲の広告や、朝ドラや大河ドラマの宣伝など、ラッピング車が多くの鉄道会社で走っています。
この模型は、(株)マイクロエースの製品です。以前は、(株)有井製作所(アリイ)という名前でプラモデルや鉄道模型製作の会社でしたが、 2004年より現在の名前になりました。 先頭車2両と中間車1両の3両編成で、動力は中間車に付いています。 最近のNゲージの動力車は、スムーズな走行をするようモーター軸に直結してフライホイールを装備しているものが多くなってきましたが、 この動力車にもフライホイールが付いています。動力車は重量があるしっかりとした作りで、4軸のうち2軸に滑り止めのトラクションタイヤが付いていて、牽引力が強く、4両連結でも山岳路線のループの急勾配を上れます。 山岳路線のループは半径243mmや280mmのカーブが多く、トンネルは20m級車体の4000形にはかなりきつく、脱線せずになんとか通過できるけれど、高速走行は無理なので、これよりカーブの緩い田園ループのレイアウト上を主に走らせています。


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