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Nゲージ:車両紹介(62):小田急5000形気動車   (2015.5.17)

Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は、小田急5000形気動車です。 小田急キハ5000形気動車は、 小田急小田原線と日本国有鉄道(国鉄)御殿場線との直通運転に使用される車両として登場した気動車です。 箱根登山鉄道への乗り入れが実現し、箱根へのメインルートを確立することができた小田急が、新たなルートとして箱根の北側にある御殿場に着目、 当時の国鉄御殿場線に小田急からの直通列車を走らせることになりました。 小田急線新松田駅の手前から、当時非電化だった御殿場線の松田駅に接続する連絡線が建設し、 乗り入れ専用にキハ5000形気動車を制作したのです。 キハ5000形気動車は、1968年に御殿場線が電化され初代3000形(SE車)に置き換えられまで使用され、その後、全車両が関東鉄道に譲渡されたました。 関東鉄道では扉を増設し、一般車両として使用されていましたが、1988年に廃車になりました。

私はオレンジの車体に赤いのライン小田急5000形気動車が好きだったのですが、 ディスプレイモデルがTOMYTECの鉄道コレクションで発売されたので買ってありました。 これに動力ユニットを付けて自走できるようにしました。 このモデル用の動力ユニットはTOMYTECで販売していますが、たまたまインターネットオークションで、グリーンマックスの20m級車動力ユニットを安価で購入できたので、これを取り付けました。 グリーンマックスの動力ユニットを取り付けるには、車体の天井を削ったり多少加工が必要だったけれど、何とか取り付けることができました。 取り付けてみると結構良い。動作音は少し大きいけれど、気動車なのでむしろこの位が良いように思います。多少ギクシャクするものの良く走ります。 重くどっしりとしていてトレーラーの牽引も問題なく、20m級車体なのにカーブが多く勾配のきつい山岳系ループのレイアウトでも脱線しません。 グリーンマックス製の動力ユニットは、当たりハズレが多く、あまり良いイメージがないのですが、中には優秀な物もあるようです。


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