Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は、西武5000系電車です。
西武5000系電車は、西武鉄道の特急「レッドアロー号」の初代の車両です。私は1970年代の後半に西武池袋線沿線に住んでいたので、
クリームに赤帯のツートンカラーのスマートでスピード感たっぷりな、5000系レッドアロー号を見るのが楽しみでした。
5000系は西武鉄道からは引退し、「レッドアロー号」は10000系になっています。
5000系は1995年から富山地方鉄道の16010形となって、主に二両編成で運用されています。
2009年に立山黒部アルペンルートへ行った際、JR北陸本線の魚津駅から宇奈月駅まで富山地方鉄道を利用したのですが、
このとき偶然乗ったのが、この16010形でした。
そんな訳で、5000系の模型が欲しかったのですが、たまたまインターネットのオークションで中古品を見つけて買うことができました。
このセット(品番:92003)は、1990年頃発売のものです。
TOMIXの動力は伝統的にスプリングウォームで、ジーッという騒々しい走行音が特徴でしたが、これはとても静かなので、
おそらく動力はウォームギヤーなのでしょう。ただ発進や停止はスムーズではないので、フライホイールなしの仕様なのでしょう。
19m級車両の模型なので車両長が140mmと短く、田園のループの急なカーブも楽に曲がれ、トンネルの車両限界にも接触せず、6両のフル編成でも軽快に走ります。
動力車は100gと軽いけれど、5両のトレーラーを連結しても、きつい勾配もスリップせずにスイスイと登ることが出来、とても良く出来た模型だと思います。
ちなみに、2006年頃からリニューアル版
(品番:92617)が出ていて、フライホイール付き動力の採用に魅力はあるものの、旧仕様の現行モデルに満足しているので、当面このまま使おうと思います。
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