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Nゲージレイアウト:車両紹介(21):国鉄・東海道・山陽新幹線100系   (2014.6.26)

Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は、国鉄・東海道・山陽新幹線100系です。 1964年の東海道新幹線開業以来の0系に代わり、1985年登場したのが100系です。 100系は、丸鼻の0系よりシャープな先頭車のデザインや、高速鉄道としては世界初の2階建て車両が人気でしたが、 最高速度が220km/hだったことから、1992年に最高時速270km/hの300系「のぞみ」が誕生すると、東京〜博多間では1時間も遅い100系は、 300系に主役の座を譲り渡すことになってしまいました。 その後さらに速度の速い500系・700系が誕生したことにより、2003年の新幹線品川駅開業と共に東海道新幹線から撤退、 2012年には山陽新幹線から撤退し、新幹線から完全に姿を消してしまったのです。 100系は誕生からわずか18年で東海道新幹線から、山陽新幹線でも27年で消えてしまった短命の列車でした。

幼い孫が新幹線を欲しがっていたので、新幹線のNゲージ模型をそろえることにしました。700系などの最近の車両の空力デザインより、 素朴な0系や100系が好きなので、0系または100系のNゲージ模型を探したのですが、TOMIX、KATOとも販売が終わっていて手に入りません。 そこでインターネットを探して、やっと見つけたのが、この中古の100系のセットです。 1990年頃のTOMIX 92039 Bullet Train Series 100 という7両のセットで、 かなり古いものなので、白色塗装部分の黄ばみや、先頭車のアンテナの破損などもみえますが、走行は問題ありません。 動力車は、TOMIXで伝統的なスプリングウォームではなくウォームギヤーですが、フライホイールなしの仕様で発進はスムーズではないものの、 100gの軽い自重にも拘わらず、6両のトレーラーを連結しても、都会のループの勾配もスリップせずに登ることが出来、 何よりこんなに連結しても脱線しにくいのがいい。 古い製品だけれど、とてもよく出来た鉄道模型だと思います。


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