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Nゲージレイアウト:車両紹介(17):豊橋鉄道渥美線モ1900形(2両)   (2014.6.10)

Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は、豊橋鉄道渥美線モ1900形電車です。 豊橋鉄道渥美線は、豊橋市新豊橋駅から、渥美半島の田原市三河田原駅までを結ぶ鉄道です。 渥美半島の市町村から豊橋などへの通勤・通学路線で、私は豊橋市老津町の生まれであることから、子供の頃はよく利用しました。

豊橋鉄道デハ1900形は、豊橋鉄道初のカルダン駆動車で、600V時代に名鉄5200系の車体を譲渡、国鉄101系等の足回り・路面電車用クーラーをつけた渥美線の主力車両で 、1500V化されるまで活躍した車両です。しかし1997年デビュー10年余で架線の電圧昇圧(600V→1,500V)に伴い、元名鉄の7300系に道を譲って引退し、解体となりました。 19m級と地方私鉄にしては大型の車両で、形式名称の1900の「19」は、19m級車両を意味します。

豊橋鉄道デハ1900形のNゲージ模型は、動力のないTOMYTECのディスプレイモデルなので、ケースに入れてしまっておきました。 そんな折、TOMYTECの「Nゲージ動力ユニットTM-12<19m級A>」という 部品を見つけたので、これを使って走らすことにしました。

ところがこの動力ユニットが期待はずれ。TOMIXの従来からのスプリングウォームではなくウォームギアのようですが、動作音はかなり大きいし、 フライホイールは付いているものの、小さくて効果はあまり感じられず、走行はややギクシャクするし、急発進、急停止になりがちです。 動力ユニットを含めると総重量60gなので、レールとの粘着性は高く登坂力は高いのですが、 前後が軽いようでポイント等で脱線することがあったので、ウェイトをガムテープで貼り付けました。 三陸鉄道36-500形気動車に付けたNゲージ動力ユニットTM-23<18m級C> の走りがとても良かったので、それに比べるとやや劣りますが、銚子電鉄デハ1000形に付けたNゲージ動力ユニットTM-10<16m級A> よりは、はるかに良いように思います。


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