【トップページへ戻る】

日本のバレエの放送の復活を希望します

 
NHK教育テレビの芸術劇場は、私の好きな番組の一つです。
ただ、最近この番組も以前に比べ楽しみが少なくなりました。
それは、日本人によるバレエが少ないからです。
 
1970年代の終わり頃までは、この芸術劇場で、日本のバレエ団の公演の録画をよく放映していたものです。
当時、東京文化会館などに日本のバレエ団の公演を見に行くと、劇場の前にNHKのテレビ中継車が止まっていて、劇場内の公演を録画していました。
数週間後、NHK教育テレビの芸術劇場でこの公演が放送され、私はライブを思い出しながら、再度、楽しんだものでした。
 
また、もっと前になりますが、NHKでは、毎年正月に「新春バレエコンサート」と称して、日本のダンサーによるバレエの放送を行っていました。
「今年のホープ」とか「バレエへの招待」とか、年によって、サブタイトルは違いましたが、若手のバレリーナの競演だったり、バレエ団同士が得意の演目を競い合ったりしていて、私は、毎年とても楽しみにしていました。
でも、この番組もいつのまにか無くなってしまいました。
最近のNHKは、BS2で外国のソフトの放映はするものの、全体に日本のバレエの放送が少なくなったように思います。
日本のバレエの公演の録画や、バレエの解説などの番組作りに、消極的なような気がします。
民放のCS放送(スカイパーフェクTV)でも、結構積極的にバレエ番組を放送してくれていますが、やはり、外国で収録されたビデオの放送で、日本のバレエ団のものを見たことがありません。
日本にも、外国とひけをとらない優れたのバレリーナもいるし、バレエ団もあります。 是非、NHKがかつてのように、日本のバレエを積極的にとりあげて放送してくれることを願っています。 「NHKは日本のダンサーが嫌いになったの?」と感じるのは、私だけでしょうか。

  
【トップページへ戻る】