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PC用のHDが安い      (2001.6.1)

PCの大容量記憶装置であるHD(ハードディスク)の値段がとても安くなりました。
最近私はPCに40GBのSCSI外付けHDを増設しました。横浜の量販店で2万4千円でした。1ギガあたり600円。1メガでは0.6円ということになります。
このHD、バルク品ではなく、れっきとした周辺メーカー製のSCSI外付けHDで、もちろん保証書も付いています。割高なSCSI外付けHDでこの値段ですから、IDE内蔵用でしたら、さらに3割くらい安いでしょう。
 
私がはじめてHDを使ったのは、8年ほど前。PC9801へ接続したもので、今回と同じSCSI外付けHDでした。100MBと当時としては大容量のほうで、値段は約6万円でした。1メガあたりにすると600円です。8年間で、値段が1000分の1になったことになります。
 
昨今のHDの記憶容量は増加の一途をたどっています。PCショップでは、60〜70GBのHDも見かけます。
逆にこれだけ大容量となると、壊れたときのダメージは途方も無く大きくなります。
障害になったらデータを復旧できるように対策しておく必要があります。
バックアップメディアと言うと、MOやDAT,DLTというのが一般的でしたが、HDがこれだけ安くなると、むしろ、バックアップもHDというのが良いかもしれません。
いずれにせよ、障害に備えてバックアップを撮っておくことは必須だと思います。
 
さて私が40GBのディスクを何に使うかと言うと、バレエやオペラのビデオコレクションの取り込みです。VHSビデオのコレクションは、何度も観るとテープが延びて画像が乱れてきます。また長期間保存しておくとテープ同士で磁気が転写して画像が乱れてきます。これらのトラブルが出る前にMPEG2でディジタル化してHDに入れてしまおうと思っているのです。
Windowsの制約で2GB単位に分割して収容する必要がありますが、2GBで約2時間収容できるので、「眠りの森の美女」のような長編バレエ以外は、2GBに収めることができます。40GBで約20作品を収容できますが、コレクションはこの数倍あります。いずれ、さらにHDの増設が必要になります。その時には、HDは、さらに安くなっていることを期待しています。

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