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PROXY97を使って遠距離プロバイダとの通話料金を抑止




PROXYサーバーソフト「PROXY97」がバージョンアップされました。
バージョンアップにより、LANに繋がっているクライアントから複数のプロバイダのメールサーバーを選択できるようになりました。
この機能を使うとインターネットプロバイダーへの接続を適宜変えることができ、私の場合は、市内にアクセスポートを持つプロバイダへの接続を主に、市外にしかアクセスポートがないプロバイダーへの接続を従にし、通話料金を抑える手段として活用できるようになりました。

私はBIGLOBEに加入していますが、娘は生協ネットに加入しています。
BIGLOBEは自宅と同じ横須賀局にアクセスポートがありますが、生協ネットのアクセスポートは最短距離でも横浜局です。従って生協ネットに接続するには横浜局に接続せざるをえず、高い市外料金を払うことになり不経済です。
しかし、Webを使う場合にはアクセスポートの近いBIGLOBEに繋ぐようにし、娘が電子メールを送受信する時のみ生協ネットのメールサーバーに繋ぐようにすれば、インターネット接続の大部分の時間を市内接続にすることができます。
これを娘が意識することなく自動的にできれば、無意識のうちにWeb使用分については無駄な市外料金を支払わずに済みます。

「PROXY97」のバージョンアップにより、これが可能になりました。具体的には次のようにして活用しています。
PROXYサーバーである私のPC98では、「PROXY97」のデフォルトのプロバイダをBIGLOBEとしておきます。そして、クライアントである娘のMacから生協ネットのメールサーバーへの接続要求がでたときのみ、生協ネットに繋ぐよう「PROXY97」のパラメータを設定しておきます。
こうすることで、通常ののWeb閲覧の場合にはBIGLOBEに接続されます。そして娘がメールソフトを起動すると自動的にBIGLOBEとの接続が切れ、続いて生協ネットに接続されます。
メールの使用が終わると自動的に生協ネットとの接続が切れます。
再度Web閲覧を開始すると、自動的にBIGLOBEに接続されます。
このようにして、娘が意識することなく、通常は電話料金の安いBIGLOBEに接続され、メールを使う時のみ自動的に生協ネットに接続されます。
この結果、電話料金の安いBIGLOBEへの接続が大部分でとなり、料金の高い生協ネットへの接続料金を最小限に抑えられるようになりました。

関連リンク
PROXY97のホームページ


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