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ルータでDSU/TAを共有して複数のPCからインターネットに接続




我が家の3台のPCはLANでつながっています。
今までも各PCは、LANを経由して、一台のDSU/TAを共用してINS64でインターネットを利用していました。
しかし、この方法は、一つのPCをソフトウェアでPROXY(代理)サーバと見なし、他のPCはこのPROXYサーバーを経由してインターネットに接続する形でした。
ISDNのコンセントが二階にある関係で、二階の私の部屋のPC(PC98)をPROXYサーバとしてあります。
子供たちのPC(Macと旧型PC98)は一階にあり、10BASE-Tケーブルで二階のPCに接続してある為、子供たちが一階でインターネットを使用するときでも、二階のPCを立ち上げる必要があり、子供たちからは不満の声が出ていました。

そんな折り、横浜のPCショップを見ていたところ、ふと使用中のDSU/TAを生かしてLANにつなぐことができるルーターを見つけました。
最近はDSU込みのダイアルアップルータも出ていますが、まだ5万円程するし、まだ購入して1年程のDSU/TAを無駄にしたくないので、これを買うのは得策ではありません。
今回見つけたルータ(マイクロ総合研究所製NetGenesis4)は使用中のDSU/TAが無駄にならず、価格も2万円弱と手頃でしたので、衝動的に購入してしまいました。

セットアップは、ちょっと大変でした。でも、マニュアルが詳しいので、何度か読み直してトライして無事インターネットに接続できました。
ただ、マニュアルは詳しいだけでなく、要点が分かるようなダイジェスト版を付けるべきだと思います。

NetGenesis4は、ひとつのモデム/DSUと公衆回線を複数のPCから共有してインターネット接続を行うためのルータで、DSU/TAに接続するためのRS232Cポート2個と、LAN接続のための10BASE-Tのコンセント4個を備えています。
ルータの制御ソフトウェアは、Windows98のPCからLAN経由でルータに送り込みます。
クライアントとしてのPCは、種類を問いません。 ただしルータとクライアントのPCはTCP/IPで接続されている必要があります。
私のPC98のOSはWindows98、子供のMacはMacOS8、もう一台の旧型PC98はTranpetWinSockを加えたWindows3.1であり、すべてTCP/IPのプロトコルを備えていますので問題ありません。

またルータには、指定した時間以上にクライアントからの要求がないと、自動的に電話回線を切断する機能がありますので、万一PCを止め忘れても電話料金はかかりません。

このようにして、高価なダイアルアップルータを買わずに、既存のDSU/TAを利用して、インターネットへの接続が便利にすることができました。



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