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USB接続HDD/光学ドライブをLANで共有できる接続アダプタ【Samba Server】   (2004.5.16)

「こんな機器が欲しい」と思っていたら、これが現実になりました。DVDドライブ、MOドライブ等々・・・何個もいらないけれど、複数のパソコンで使いたい。かといって、そのために専用サーバとしてのパソコンをつけっぱなしにしておくのは電気の無駄だし・・・・。
この悩みを解決してくれたのが、ロボス社から発売されたSamba ServerLB-SS01TXUです。自分の持ってるUSBの各種ドライブをネットワーク繋がったすべてのPCから共有できるのです。
 
イーサネットによるUSBストレージの共有機能を持つネットワーク関連製品はこれまでにもありました。HDを共有するNAS(Network-Attached Storage)は代表的なものですが、「Samba Server」は、HDなどを持たず、共有機能に特化しています。その代わり、HDはもちろん、CD-ROM/DVD-ROMやMOといった光学ドライブにも対応しているのが特徴です。
本体はコンパクトで、サイズは147.2(W)×112.0(D)×30.0(H)mm。縦置き用スタンドも同梱。10/100BASE-TX対応のイーサネット1ポートと、2つのUSB2.0ポートが付いています。
 
各種設定はブラウザベースで可能で、同梱ツール「簡単サーチユーティリティ」をPCにインストールすることでネットワークドライブとしてUSB機器を認識できるようになります。またアカウントやIPアドレスによるアクセス制限、ストレージ内のデータを指定した時間にダウンロードするスケジュール機能も備えています。
 
ただし、一つ改善してもらいたい点があります。HDを接続したとき、フォーマットはFAT16またはFAT32のみで、NTFSには対応していません。 このため、4GB以上のファイルは扱えませんし、WindowsXPまたは2000では、32GBを超えるパーティションをつくれませから、32GB以上のパーティションはWindows98/Meのもとでフォーマットして作る必要があります。 ぜひ、NTFSフォーマットに対応して欲しいところです。 
 
ともあれ、これでメーカー希望価格12,000は安いと思います。ちなみに私は9800円(税別)で買いました。
 
ロボス社のSamba Serverのページ

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