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シュワルツッコップのモーツァルトの歌曲とアリア    (2002.3.11)

行きつけの横浜のレコード店でふと見つけたエリザベート・シュワルツコップのCD。EMIの輸入盤で、値段はなんと、980円。思わず買ってしまいました。
 
ところが家に帰ってパッケージを開けてびっくり。1955年の録音のリードと1968年録音のコンサートアリア。しかもリードの伴奏はワルター・ギーゼキング、コンサート・アリアノの伴奏はアルフレッド・ブレンデルとジョージ・セル指揮のロンドン交響楽団。
早速聴いてまたびっくり。1955年というステレオ初期の録音とは思えない美しい音なのです。
内容は、モーツァルトのリードが16曲、コンサート・アリアが4曲。合計70分とぎっしり詰まっています。これで、980円は安い。
 
シュワルツコップは、1915年生まれですから、リード録音の1955年当時40歳、まさに絶頂期です。彼女は、巨匠ワルター・ギーゼキングの美しいピアノを得て、モーツァルト歌曲の代表作の神髄を聴かせています。
 
難しいことは言いません。シュワルツコップの魅力?。私は、彼女の歌声に気品や優しさを感じるんですよ。そこが魅力ですね。
 
収録されている曲目をあげておきます。
 1.静けさがほほえみながらk.152
 2.鳥よ、年毎にk.307
 3.寂しい森の中でk.308
 4.かわいい紡ぎ娘k.531
 5.ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時k.520
 6.夕べの想いk.523
 7.子供の遊びk.598
 8.老婆k.517
 9.かくしごとk.518
10.すみれk.476
11.魔法使いk472
12.春のはじめにk.597
13.満足k.349
14.夢のすたk.530
15.別離の歌k.519
16.クローエにk.524
17.春へのあこがれk.596
18.劇唱とロンド 汝を如何に忘れえん k..505
19.詠唱 我は行かん。されど 何処へか k.583
20.詠唱 大いなる魂と高貴な心 k.578
21.詠唱 私の感謝をお受け下さい。自然の方々よ k.383

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