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インテルにも省電力MPU
ベンチャー企業のトランスメタ社の省電力MPUクルーソーがソニー、富士通、NEC他のノートPCに次々と採用された中で、ガリバー・インテルも省電力MPUを発売しました。
モバイルペンティアムVをベースにして、動作周波数は500MHZ。クルーソーとほぼどう性能です。
インテルはAMDとMPUのスピード競争に火花を散らしていますが、そんな間隙をついて省電力という発想の転換で踊り出たクルーソーも無視できなくなったのでしょう。
実際、動画を録画・再生したりするような重い用途を除き、普通のビジネス使う分には、500MH位のMPUで十分。
やたらにサイクルタイムの競争に巻き込まれず、省電力を武器にしたトランスメタ社の戦略は納得いくところです。
インテルが発売を開始した省電力MPUを使用して、早速、IBMがノートパソコンに採用しました。
追われる立場になったクルーソーですが、今後、両者が省電力競争を続け、さらにPCのバッテリーでの駆動時間が延びるるとしたら、利用者にとっては有難い。当然、蓄電回数も減るわけですから、電力の消費量も減少し、電気を作る石油も少なくてすむというわけで、地球のエネルギー節減にもなるというわけ。
省電力MPUは、歓迎です。
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