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バレエ『一瞬の輝き、瞬間の芸術』    2001.9.10

ステージを所狭しと駆け回るダンサー。バレエダンサーに力づけられ教えられたことは計り知れません。
こんなわけで、私のバレエへの思いを綴ってみました。

ローズアダージョの稽古(加治屋百合子さん)
facebook(Yuriko Kajiya)
(1)バレエとの出会い
私がバレエに出会ったのは30年以上も前の学生時代です。
当時、牧阿佐美バレエ団は、ティーンエイジャーバレエ団とも呼ばれて、森下洋子さん、川口ゆり子さん等が、まだ十台だったのです。ふとしたことから、このバレエ団を知り、大手町サンケイホールで隔月で開かれていた定期公演に通うことになったのです。
 
最初に見たのは、『白鳥の湖』。大原永子さん、森下洋子さん、靫啓子さん(ゆうきみほさん)、川口ゆり子さん、武者小路由紀子さんが毎夜交代でオデット、オディールを踊りました。このとき、川口ゆり子さんと武者小路由紀子さんは15歳、初の主役でした。特に印象に残ったのが、武者小路由紀子さん。文豪武者小路実篤氏のお孫さんです。初演とはいえ堂々たる白鳥でした。彼女はその後結婚されてバレエを止めてしまわれたのは残念な気がします。
 
このあと、牧阿佐美さん(橘秋穂さん)の『眠りの森の美女』を見ました。牧さんはアキレス腱切断という大怪我から復帰された後の初の全幕。感動的な舞台でした。この時、森下洋子さんが踊った青い鳥のパドドゥのフロリナ王女も、とても可愛らしくて今でも良く覚えています。
 
その後、マ*ゴ・フォンティーン、アラ・シゾーワ、ノエラポントワなど海外のバレリーナや下村由理恵さん、吉岡美佳さんなど、日本のバレリーナの踊りを見て現在に至っています。そんな中、ひときわ感動したのが今回のY子さんのシルヴィアです。彼女は一流のプロではありませんが、彼女のひたむきな踊りは強く私の心を打ちました。
これらのバレリーナの主なステージの感想は、「心に残る珠玉のバレエの舞台《に載せてあります。

(2)バレエは瞬間の芸術
    アラベスク・・あげた足をまっすぐ後方に伸ばしたポーズ、人の体が作る最も美しい形と言われます。
    ピルエット・・片方の足を軸にして腕の力を使って高速な回転。同じ回転でも振り上げた足を原動力とするのがフェッテ。
    パドブーレ・・つま先で立ち、細かく足を震わせて静かに前後左右に進む動作
    フィッシュダイブ・・・パドドゥで女性が弓のように体をそらせる華やかなポーズ。魚が飛び込むようなのでこの吊があります。

    等々・・・・・・クラシックバレエの美しさは、これら基本動作の集合です。
中でも、アラベスクとアチチュードで代表されるバランスの技こそ、瞬間の芸術の最たるもので、技巧的にも難しく、ダンサーが最も緊張するところです。 鋭いトゥの先で全体重を支え、足首のフラ付き必死に堪え、バランスを維持する健気な乙女。見ている方も、思わず『危ない。頑張って!!』と叫びたくなる瞬間です。 かって中村祥子さんがテレビの番組で『バレエの喜びは【オフバランス】。 音を聴きながら、遊ぶ、挑戦する、音楽をひっぱる、自分のバランスをため、どこまでいけるか・・・・』と語り、 オディールのアラベスクでも揺れをグッと堪えて長~い長~いバランスに挑んでいました。 バレリーナにとって危うくきわどい極限のバランスへの挑戦は、至極の楽しみなのでしょう。
ポーランド国立バレエ団プリンシパルの影山茉以さんの眠りの森の美女のローズアダージョのバランスの稽古の映像がInstagramに載っていました。 彼女は驚異の長時間バランスに挑戦していました。揺れ動く体を必死に堪えてバランスを維持する健気な姿。感動的です。 今にも崩れそうにグラグラする後方に伸ばした足の揺れを懸命に堪えて辛抱強く持ちこたえ、途中幾度か体が傾いてもグッと堪え、50秒間もの長い間もバランスをとり続けたのです。彼女は『集中力を高めるのに効果的』『辛抱強く』『これが本番で出来ればね』とコメントしていましたが、これだけ精魂こめて稽古した彼女のこと、きっと本番の舞台は素晴らしい踊りを見せてくれたことでしょう。 彼女の弛まぬ努力にリスペクトです。こちら→
『舞踊は肉体と律動と魂の媒介者である』プラトンの言葉です。
バレエは、「一日練習を怠ると自分にわかり、二日練習を怠ると周りの人にわかり、三日怠ると観客にわかる《と言われるほど厳しい訓練を必要とします。 それも一日や二日の練習で事足りるわけではなく、それこそ気の遠くなるような厳しい訓練の日々を経てこなければ、満足なバレエの美の表現ができません。しかもそうしてやっと獲得した美も、踊りの一瞬一瞬の動きのうちに消えてしまう。 バレエが「瞬間の芸術《と言われるゆえんです。
 
バレエは、楽器などの道具を一切使わず、肉体だけで全てを表現しなければなりません。この『一瞬の輝き』を求めて、毎日毎日厳しいレッスンを繰り返すダンサー。ここには、技を極める為にたゆまぬ訓練と努力があります。この「一瞬の輝き《が花開くステージ、観るものを夢の世界に誘います。
 
ジゼルがこの上なく好きだという影山茉以さん。至難なジゼル第2幕のアラベスク・パンシェの稽古に懸命に取り組む映像が、instagramに載っていました。思わず「頑張って!!《と声をかけたくなりました。彼女は。『「ジゼル《 繊細でとても難しい!奥が深いからこそ やり甲斐があるんだなぁ。』と語っていました。そして第二幕のアラベスク・パンシェについて、『最初のパート 何度練習を重ねても 難しい 「安定《』とも言っていました。こちら→
 
カイロ国立オペラバレエ団等で活躍し、帰国後は、NBAバレエ団に所属されている田山修子さんのアチチュード、アラベスクパンシェ、それにバットマン・デヴェロッペ~アチチュードでのプロムナードの稽古の映像が、Instagramに載っていました。
『一瞬の輝き』を求めて、極限のバランスに挑み、厳しいレッスンに励む姿は美しく感動的です。

『どんなに疲れてても、床に穴空いてても安定した踊りが出来るダンサーになりたい。』、 『他国で活躍する日本人バレリーナはとてもとてもレベルが高い、ここの日本人はそんなもんかと思われないように、そして常に世界レベルで自分を測るようにするのが日課ですね』 という彼女のコメントに、プロのバレリーナとしての並々ならぬ意気込みを感じ、リスペクトです。

田山修子さんの稽古の様子は、こちら↓
アチチュ*ドの稽古  アラベスクの稽古
バットマン・デヴェロッペ~アチチュードでの プロムナードの稽古


(3)『生』の恐ろしさと素晴らしさを知った事件
20年ほど前のことでした。それは、ある若手ダンサーの「眠りの森の美女《初舞台。このステージが私にバレエの見方を変えました。
このステージの主役はオーロラ姫初体験。出の前の緊張は、はかりしれません。彼女、『ローズアダージョ』の最初で、バランスを崩してしまったのです。でも、それを支えた暖かい観客の拍手。この時ほど観客の拍手がどんなにステージのダンサーの力になるかを知りました。見ているほうの私も、ドキドキしているのですから、この若手ダンサーに限らず、経験を積んだ人でも、舞台の出をスタンバイしているときは、どんなにか緊張していることでしょう。ステージに現われた軽快なステップを見たとき、「お!、今日は調子よさそうだ。《とほっとするのです。
でも、ダンサーだって生身の人間。必ずしも好調と言えないときもあるでしょう。
チョッと表情がかたいな、本調子でないなと思うこともあります。
そんな時こそ、『頑張って!!』と祈りをこめて、いつもよりたくさん拍手をするよう心がけています。バレエは観せる側と観る側で成り立っていて、ダンサーと観客が協力し合ってこそ、素敵なステージになると思います。
この時の様子は、『心に残る珠玉のバレエの舞台』の中に『XYZさんの「眠りの森の美女《』という題でのせてあります。
 
バレエのステージは、『生』だからこそ、新鮮な感動を呼ぶのです。劇場の空気、臨場感、熱気、迫力・・・・。たとえダンサーが失敗しても、それは、その場に居合わせた人しか知り得ないこと。「生《に失敗は付きもの。私たちは、ダンサーの思わぬアクシデントを成長の証として、暖かく見守ってあげたいと思います。
 
(4)美の化身:バレリーナ
バレエが現われた18世紀、踊り手は仮面をつけて踊っていたそうです。顔を見せられなかったのです。
19世紀になって、マリア・タリオーニによって爪先立ちの技術が考えられました。このトゥで立つ技術こそ、一瞬のうちに神業とも思えるような美の極限を表現を可能にし、バレエを「瞬間の芸術《として決定付けたと思います。このトゥの技術がなかったら、「白鳥の湖《、「眠りの森の美女《といった傑作バレエは生まれなかったでしょう。
足にマメダコが出来、爪がはがれるような、辛い精進の日々を経てきて、これを成し遂げたバレリーナ。彼女たちはまさに美の化身です。
今日のバレエは、顔を隠して踊ることはありません。むしろ、顔の表情がバレエの要素の一つにもなっています。
今回のシルヴィア、この表情の変化が特に際立っていました。
純潔の女神の前半と、恋を知り優しい気持ちを抱くようになった後半、Y子さんは、それぞれに相応しい表情を、巧く表現していたと思います。Y子さん、踊りだけでなく、演技力も兼ね備えた、とても素敵なバレリーナです。
 
(5)バレリーナと怪我
『シルヴィア』発表会は、フィナーレを迎えようとしていました。
最後の見せ場、プリマ・バレリーナのグランフェッテ。もう少しで終わりというとき、アクシデントが起きました。快調に回っていた彼女の軸足がガクッとなったのです。
私は一瞬、『ヤバイ!!!』と思いました。足首の負傷・・・が頭をかすめたのです。
とっさに立て直して、彼女は、そのまま最後まで踊りぬきました。
そして、けなげにも、満面の笑みを浮かべて、観客のカーテンコールに応えていました。
でも、きっと彼女は、必死に足の痛みをこらえていたに違いありません。
私たちの為に懸命に踊ってくれた彼女・・・、もし彼女が踊れなくなったら・・・と、私は、心中穏やかではありませんでした。
でも、翌日彼女から、足は大丈夫とのメールを頂いて、ホッと胸をなでおろしました。
 
ダンサーの怪我ほど、恐ろしいものはありません。致命傷にもなります。ごく最近では、ニコラ・ル・リッシュが大怪我をして現在治療中です。日本公演もキャンセルになってしまいました。ロイヤルバレエのアントニエッタ・シブリーは、怪我がもとで関節炎が悪化、二度とステージに立つことはできませんでした。牧阿佐美さんは、アキレス腱切断、斎藤友佳里さんは、骨折という大怪我をされましたが、お二人とも、地道な治療とリハビリで、見事復帰されました。やはり怪我を経験されている吉田都さんは、「ステージに出る前は、いつも祈っています。無事に始まり、無事に踊りきることができますように、と・・・・《と言っておられます。舞台上ではどんなアクシデントが起こるかもわからないし、自分の力ではどうにもならないこともあるからでしょう。
私の身近にも、足の怪我が基で、バレエをあきらめた方もいらっしゃいます。
ステージを所狭しと飛び回るバレリーナ。軽やかに、風のように舞う陰には、全体重を一点で支えるトゥの先には、途方もない負担がかかっているでしょう。わずかなトゥの先のズレが、大きな怪我に繋がる・・・・ことも、無きにしもあらずです。
今回のシルヴィアのバレリーナ、Y子さんは、無事で本当に良かった。これからも、怪我のないことを祈っています。
 
(6)男女のハーモニー『グラン・パ・ド・ドゥ』
グラン・パ・ドドゥ、二人の男女による見せ場です。
とりわけ、アダージョは、バレリーナが自分の最も美しいポーズを披露するクライマックスです。 足を180度近くもあげたアラベスク、高々とリフトされての空中でのポーズ、そしてまっさかさまに落ちるような息を呑むフィッシュダイブ・・・等々。バレリーナは、一人では到底出来ない華やかなポーズを、男性の助けを借りて披露します。 今までいくつものパドドゥを見ましたが、下村由理恵・篠原聖一夫妻のアダージョは、ことのほか印象に残っています。「眠り・・《にせよ、「ジゼル《にせよ、二人の奏でるハーモニーの美しさ、ほおえましさは忘れられません。
先日の『シルヴィア』。ここでも素敵なアダージョを見ました。シルヴィアのY子さんとアミンタのIさんです。IさんのY子さんに対する暖かいリードと、これに全身で応えようとするY子さんのけなげな気持ちが調和した初々しい二人の踊りでした。Y子さんはIさんを信頼し、Iさんのサポートに完全に身を委ねたような慎ましやかな踊りで、微笑ましさに満ちた美しいものでした。心・技・体が一つになって精一杯踊る若い男女の姿に、パ・ド・ドゥのハーモニーの美しさを観ることができました。
 
(7)ダンスール・ノーブル
パドドゥのアダージョは二人の踊りですが、本質的には女性の踊り、男性は引き立て役です。
アダージョは、グランパドドゥの中で、最も二人の呼吸が要求されるところ。二人の呼吸が合わなかったら、女性はバランスを失ったり、最悪の場合には、転落、大怪我・・・ともなりかねません。 こうしてみると、女性の技が成功するか否かは、相手の男性如何にかかっているといっても過言ではないでしょう。 それほど、クラシックバレエの舞台で、女性にとって、サポートの男性は重要な存在です。
 
ダンスールノーブルという言葉は、自分自身が美しいのはもちろんのこと、相手の女性の魅力を最大に引きだすことが出来るクラシックバレエの男性ダンサーに与えられた、吊誉ある呼び吊だと思います。 男性ダンサーは、自分が踊るだけでなく、相手の女性に最高の踊りをさせることが出来なければならないわけです。
また、ステージの奥でグランパドドゥの出のスタンバイをしているとき、どんなに経験を積んだバレリーナでも緊張するでしょう。そんな時、力強い男性パートナーの存在は、彼女にどんなにか強い安心感を抱かせることでしょう。
 

サポートされたバランスの稽古(ドンキホーテ)
こうした中で、私の頭にまず浮かぶのが、マラーホフです。彼ほどダンスールノーブルという言葉がふさわしい人は、他にいないでしょう。 パドドゥのアダージョでの彼の女性に対するサポートは、微笑ましささえ感じる素晴らしいものです。
彼のパートナーに対する心配りは比類ないものがあります。女性の動きをしっかりと見て、がっちりと女性を支え、女性が完全にバランスを確保したのを見届けて、そっと手を離します。 女性から見ても、これほど頼りになるパートナーは他にいないでしょう。
本当に女性への思いやりに溢れています。まさにバレエの貴公子という言葉が相応しい。
東京バレエ団の『眠りの森の美女』では、マラーホフは吉岡美佳さんと見事なパートナーシップを見せてくれました。これぞパドドゥという素晴らしい踊りでしたが、楽屋でのスタンバイの時、極度の緊張に震えていた吉岡さんに、「そんなに緊張しなくてもいいよ。何が起こっても僕が助けてあげるから《と言って、落ち着かせたとか。吉岡さん、どんなにか心強く感じたことでしょう。
 
日本人ダンサーでは、森田健太郎さん。彼もダンスールノーブルという言葉がぴったりで、彼の踊りからも、本当に女性への思いやりを感じます。 彼は、ある雑誌のインタビューで、「女性が上安定になったとき、僕がさっと出て助けてあげたい《と言っていましたが、この気持ちこそ、バレエの女性のサポーターとして最も大切なことだと思います。
 
パドドゥで、主役の女性を引き立て、サポート役に徹すること、それはそれは、大変で、難しいことだと思います。 この点に欠けているダンサーは、どんなに踊りが上手でも、ダンスールノーブルとは言えないと思います。
今回のシルヴィアでのIさん。彼のサポートもとても良かった。Y子さんを優しくリードし、彼女が安心して最高の踊りが出来るようにと思いやる気持ちが伝わってきました。
(8)究極のバランス『ローズ・アダージョ』
最も好きなバレエ「眠りの森の美女《。とりわけ、第一幕『ローズ・アダージョ』です。

16才のオーロラ姫が、四人の王子から求婚されバラを受けるところ。バレリーナがつま先でたったままサポートの男性の手を離して長くアチチュードのバランスを取り続けるこの場面、数あるクラシックバレエの中で最も至難な踊りのひとつとされています。
それだけに、この場面をバレリーナが思い通りに踊り終え、観客の拍手に迎えられたとき、彼女は、張り詰めた緊張が一気にとけ、理想的の技をやり遂げた誇りで最高の満足感と恍惚感に浸ると言われています。

この場面を観たのは、20種類を越えています。フォンティーン、ポントワ、シゾーワ、小林紀子さん、吉岡美佳さん、下村由理恵さん、吉田都さん・・・、どのオーロラも素晴らしい。

『ローズアダージョは、どんなバレリーナにも大変です。リハーサルの時は、自分が出来るギリギリまでバランスをとってみるようにしました。』と、バランスを徹底的に練習して本番に望んだという吉岡美佳さん。
長~いバランスをバッチリを決めて、満場の拍手を浴びたレヴェランスでは、眼にキラリと光るものがありました。厳しい練習の結果の成功。感極まったということでしょう。
ロイヤルバレエのフレッシュなプリンシパル高田茜さんは『持久力が要る過酷な瞬間。今まで中で最も難しい役柄』と語っていました。恐る恐る男性の手を放し、ふらつきながらの必死のバランスは、初々しい16歳の乙女・オーロラの揺れ動く心の表現にふさわしい。至難な技に健気に挑む高田茜の険しい表情に、新進プリンシパルとしての意気込みを感じます。最後に15回ものピルエットを決めたのは流石です。 踊り終わって汗びっしょり。『出来た!!』とホッとした表情に胸が熱くなりました。

ローズアダージョの稽古(高田茜)
(9)バレエさえあれば
人類が生み出した最高の芸術『バレエ』。
バレエはなぜ、こんなに感動を与えてくれるのでしょう!!
美しい音楽、バレリーナの美しいシルエット、一生懸命に踊る姿!!。あの笑顔がいいんですよね。
踊り終わってのレヴェランス。この時バレリーナが見せる笑みほど美しいものはないと思います。至難な技をやり遂げた満足感と、無事に踊り終えた安堵感をたたえた満面の微笑み。「夢を有難う、ご苦労様《と心から労をねぎらってあげたくなる一瞬です。

今回のシルヴィアもそうですが、私は、ダンサーたちから、『情熱』と『勇気』を与えてもらっている気がするのです。
こんな素晴らしいバレエ、そしてバレエダンサーたち。これからも、バレエのステージを楽しんでいきたいと思います。
 


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