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モーツァルト初期弦楽四重奏曲集
モーツァルトの弦楽四重奏で馴染みの深いのは、「ハイドン・セット」と言
われるウィーン時代の作品です。
ハイドン四重奏曲(
K.387,421,428,458,464,465)、ホフマイスター(K.499)、プロシャ王四重奏曲(K.575,589,590)がこれです。
このレコードには、これら以前に作られた作品が収められています。
K.80,136,137,138,155,156,157,158,159,160,168,169,170,171,172,173が
3枚のCDに入っています。
モーツァルチは父レオポルトに連れられてヨーロッパ各地を旅行しましたが
、各地で得られた経験を自分の音楽に取り込んで行きました。
古典派音楽の傑作の一つと言われる「ハイドン・セット」とは10年近い隔
たりがあるものの、単なる未熟な習作として片付けられない、神童の若々し
い情熱がいたるところに感じられる秀作ぞろいです。
演奏のハーゲン弦楽四重奏団も若々しい中にも叙情性あふれる素敵な演奏で
す。
録音もディジタルぽさがなく暖かみのあるもので好感をもてます。
レコードジャケット
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