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太陽光パネルによる車載アクセサリーの駆動 (2018.8.31)

私が愛車プリウスで出かけるとき、モーツァルトのピアノ協奏曲等のクラシック音楽を聴きながら運転しています。 プログラムのソースは、手持ちのDVDやCDから収録したり、インターネットからダウンロードした映像や音楽で、これらを、2台のメディアプレーヤ、Lighting接続のiPod touch、MHL接続のソニーのスマホ、Wifi接続のソニーのスマホ、HDMI接続のWalkman、それに音声専用のWalkmanに入れてあり、これらを切り替えて聞いています。 プリウスには、動力とエアコン用の主バッテリーと、照明やNAVI等のアクセサリー用の補器バッテリーが積まれており、これら映像や音声の再生用の電力は補助バッテリーのアクセサリー回路から供給されます。 アクセサリー回路の電力の上限は10Aなので、これらの再生装置を繋いでも十分余裕があるものの、補器バッテリーの寿命を考えると負荷は少ない方が良い。 そこで、再生装置の幾らかでも太陽光発電で補えないものかと考えました。 たまたま、かってFORMAの携帯で使っていて機種変により使わなくなったドコモ製FOMA ecoソーラーパネル01という携帯用の太陽光パネル4枚が納戸に眠っていたので、これを使うことにしました。 これにはSANYO製KBC-L3Aというリチウムイオンバッテリーが付属していたのですが、ガラ携用でさすがに容量が小さいので、約2倍の容量のKBC-L54Dに替えました。 SANYO製KBC-L54Dは、とっくに生産は終了していますが、まだまだ十分使えそうなので、インターネットオークションで、中古品を一個約1000円で購入しました。
太陽光パネルは、約15p×10pで、4枚が車のダッシュボードにうまくセットできました。 この4枚の太陽光パネルから、車内をビニールコードで配線し、4台のリチウムイオンバッテリーにmicroUSBプラグで接続しました。 1台目のKBC-L54DはWiFiドングルとソニーのスマホ1台の電源用、2台目はHDMI接続のWalkmanの電源用、3台目は小型のサブスピーカーと音声専用のWalkmanの電源用としています。 残りの1台は、1〜3台目の蓄電不足時の予備とし、またスマホやiPhoneのバッテリー不足時の緊急充電用を兼ねています。
プリウスは、動力用の主バッテリーと、照明やアクセサリー用の補器バッテリーを積んでいるけれど、補器バッテリーには、比較的消費電力の多いプラズマクラスター搭載LEDルームランプ(4.5W)やカーナビ等を接続しているので、 アクセサリー機器の消費電力を抑える方が良いので、Walkman/iPodや、WiFiアダプタ等のオーディオ機器の電力をソーラで賄うことによて、多少とも補助バッテリーの負荷の軽減になったと思っています。
太陽光利用の車載オーディオ機器用の部品構成
ソーラーパネル docomo FOMA ecoソーラーパネル01
高さ 約186mm×幅 約103mm×厚さ 約17mm、電圧 5.4V、出力 1.22W
リチウムイオンバッテリー SANYOKBC-L54D
幅105×奥行69×高さ160mm、電池容量3.7V,5400mAh、出力DC5V/1.5A(2端子合計),DC5V/1.5A(1端子MAX)、入力端子USB-A型×2口、出力端子microUSB-B型
ソーラの電力利用のオーディオ機器 WiFiドングル、ソニーのスマホ、、HDMI接続のWalkman、音声専用のWalkman、小型のサブスピーカー

ダッシュボード上のソーラパネル

太陽光パネルと補器バッテリーによる、車載アクセサリーの消費電力分散のイメージ



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